二ツ小屋隧道

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二ツ小屋隧道(ふたつごやずいどう)は福島県福島市飯坂町中野にあるトンネルである。1881年(明治14年)に開通した萬世大路[注釈 1]の一部であり、福島県と山形県の県境にあった栗子隧道(落盤により通行不可)と大桁隧道(現存しない)の間にある。道路としての整備は行われていないが、2022年現在も車両の通行が可能な状態であり、冬季の氷柱観光などが行われる[1][注釈 2]東栗子トンネルの福島側坑口付近より林道で到達することができる。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 昭和初期に行われた改修を経て1966年に栗子道路が開通するまで国道13号として利用された。
  2. ^ 氷柱は破損個所からトンネル内に流入した水が凍ったものである。

出典[編集]

  1. ^ 氷の神殿 神秘的な万世大路・二ツ小屋隧道”. ヤマケイオンライン. 2022年10月31日閲覧。

座標: 北緯37度50分38秒 東経140度17分51秒 / 北緯37.843780度 東経140.297383度 / 37.843780; 140.297383