久米 子虫(くめ の こむし、生没年不詳)は、奈良時代の貴族。姓は朝臣。官位は従五位下・伊賀守。勲位は勲十二等。
天平宝字8年(764年)藤原仲麻呂の乱終結後の叙位にて従五位下に叙爵し、まもなく伊賀守に任じられる。天平神護2年(766年)12月5日付の東大寺伊賀国玉滝杣券に、従五位下行守勲十二等として子虫の署名がある[1]。
注記のないものは『続日本紀』による。