コンテンツにスキップ

久常涼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
久常 涼
基本情報
生誕 (2002-09-09) 2002年9月9日(23歳)
岡山県津山市
身長 175 cm (5 ft 9 in)
体重 75 kg (165 lb; 11.8 st)
国籍 日本の旗 日本
経歴
プロ転向 2020
現在のツアー PGA Tour
European Tour
Japan Golf Tour
以前のツアー ABEMAツアー
プロ勝利数 4
優勝数
ヨーロピアンツアー 1
他ツアー 3
受賞
AbemaTVツアー賞金王 2020-2021
ルーキー・オブ・ザ・イヤー 2023
テンプレートを表示

久常 涼(ひさつね りょう、2002年9月9日 - )は、岡山県津山市出身の日本プロゴルファーSBSホールディングス所属[1]。現在はPGAツアーDPワールドツアーのメンバー。

経歴

[編集]

アマチュア時代

[編集]

父の影響を受け3歳でゴルフを始める[1][2]津山市立津山東中学校2年時の『PGAジュニアゴルフ選手権大会太平洋クラブカップ』や『エビアンチャンピオンシップジュニアカップ』で優勝[2][3]。3年時の2017年に『国民体育大会ゴルフ競技・少年男子』で優勝すると、『日本ジュニア(12~14歳の部)』では7打差の圧勝[1]。4学年上の先輩には渋野日向子生源寺龍憲がいた名門作陽学園高等学校に進学[4]。1年時だった2018年に『全国高等学校ゴルフ選手権大会』で優勝[3]。同年『ダンロップ・スリクソン福島オープン』や『RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント』でローアマチュアを獲得[5][6]。翌2019年はナショナルチーム入りすると[1]、『ネイバーズトロフィーチーム選手権』で団体優勝する[3]

プロ転向

[編集]

高校3年時の2020年にQTに挑み、1次で敗退するが12月にプロ転向。2021年は推薦出場で上位に入って出場機会を増やし、6月に下部AbemaTVツアーの『ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山』で同ツアーの54ホール最多アンダーパーを1打更新するトータル22アンダーでプロ初優勝[7]。9月には同ツアーシーズン3勝目を挙げ、2007年に制定されたツアー規定の適用第一号となってレギュラーツアーに自動昇格した[8]。下部AbemaTVツアーでは2020-2021年シーズンで同ツアー史上初となる獲得賞金1000万円突破を果たして賞金王に輝いた[8]。昇格したレギュラーツアーでも7試合という短期間で好成績を収め賞金シード圏内50位に食い込み、初シードを獲得した[8]

2022年、『ASO飯塚チャレンジドゴルフトーナメント』で2位タイ[9]など国内でシードを維持しつつ、その後11月のDPワールドツアーQスクールを受験し、7位タイでフィニッシュし、2023年シーズンの出場権を資格を得る[1]。2週間後の『フォーティネット・オーストラリアPGA選手権』ではキャメロン・スミスに3打差の2位タイでフィニッシュした[10]

2023年、DPワールドツアーに参戦し、『カズー・オープン・ド・フランス』でヨーロピアンツアーでは青木功松山英樹に続いて日本人史上3人目の優勝を果たす[11]。シーズンでトップ10に計8回入り、同年度のDPワールドツアーでルーキー・オブ・ザ・イヤー(最優秀新人賞)に日本人選手としては初めて選出された[12][13]

2024年、前年まで参戦していたDPワールドツアー年間ポイントランキング17位での資格により、米国PGAツアーに参戦[14]。4月に特別招待を受けた『マスターズ』でメジャー大会初出場を果たしたが、通算12オーバー82位タイと予選落ちとなった[15]。シーズンでは8月『ウィンダム選手権』で3位タイ[16]。TOP10フィニッシュはこの1回のみだったがFedExCupポイントランキング93位に入り、上位125位までに与えられる翌2025年のPGAツアーシードを1年目から獲得した[17]

2025年、2月の『メキシコ・オープン』で10位タイ[18]。3月『バルスパー選手権』で4位タイ[19]。4月『バレロ・テキサス・オープン』で5位タイ[20]。5月『チャールズ・シュワブ・チャレンジ』で6位タイ[21]の成績を挙げるなど計4回のTOP10フィニッシュ。シーズン後半は成績が下降したもののFedExCupポイントランキング95位に入り、上位100位までに与えられる翌年のツアーシードを2年連続で獲得した[22]

脚注

[編集]
  1. 1 2 3 4 5 TOUR, 日本ゴルフツアー機構-The Official Site of JAPAN GOLF. 久常 涼選手 プロフィール”. 日本ゴルフツアー機構 - The Official Site of JAPAN GOLF TOUR. 2026年2月13日閲覧。
  2. 1 2 「将来は松山英樹プロのように世界で」 中学3年久常涼選手 日本ジュニアゴルフ選手権優勝/岡山・津山市│津山朝日新聞社”. 2026年2月14日閲覧。
  3. 1 2 3 久常 涼 | JGA:日本ゴルフ協会 (英語). www.jga.or.jp. 2026年2月13日閲覧。
  4. 逆転イーグルV、19歳のルーキー久常涼はシブコの後輩!年間3勝は20年ぶりの快挙! – 児島宏のグリーン見聞記 (2021年9月27日). 2026年2月13日閲覧。
  5. TOUR, 日本ゴルフツアー機構-The Official Site of JAPAN GOLF. 15歳がローアマチュア賞を獲得”. 日本ゴルフツアー機構 - The Official Site of JAPAN GOLF TOUR. 2026年2月13日閲覧。
  6. 岡山で生まれたリョウ 15歳アマ・久常涼が11位”. GDOニュース. 2026年2月13日閲覧。
  7. 18歳・久常涼がプロ初優勝 54ホール最多アンダーパー「-22」で圧倒【AbemaTVツアー】”. ALBA Net (2021年6月18日). 2026年2月13日閲覧。
  8. 1 2 3 久常涼 プロフィール”. ゴルフダイジェスト・オンライン. 2026年2月13日閲覧。
  9. 池村寛世が逃げ切りでツアー2勝目 19歳・久常涼ら2位”. ALBA Net (2022年6月12日). 2026年2月13日閲覧。
  10. “Smith holds nerve to claim third Australian PGA Championship title”. Reuters. 27 November 2022. 2022年11月27日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2023年9月28日閲覧.
  11. 21歳・久常涼が日本人3人目の欧州ツアー制覇 比嘉一貴は6位”. ゴルフネットワーク. 2026年2月13日閲覧。
  12. Ryo Hisatsune wins Sir Henry Cotton Rookie of the Year Award”. European Tour (2023年11月28日). 2023年11月28日閲覧。
  13. 久常涼が笑顔で英語&日本語のルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得インタビュー!”. ALBA Net (2023年11月28日). 2026年2月13日閲覧。
  14. 米ツアー初参戦の久常涼、松山英樹と志願の練習ラウンド「同じ舞台に来年もいられるように」”. 読売新聞オンライン (2024年1月10日). 2026年2月13日閲覧。
  15. 久常涼、初マスターズは予選落ち「戻って来られるように頑張る」”. ゴルフネットワーク. 2026年2月13日閲覧。
  16. 久常涼シーズンベスト3位タイ! シードは確定させたがプレーオフシーズンへの進出を逃し「チャンスだったのに悔しい」”. 2026年2月14日閲覧。
  17. 久常涼は17位でルーキーイヤーを締める マクネリが初優勝”. GDOニュース. 2026年2月3日閲覧。
  18. TOUR, 日本ゴルフツアー機構-The Official Site of JAPAN GOLF. 久常が今季初のトップ10入り10位、金谷は32位(PGAツアー)”. 日本ゴルフツアー機構 - The Official Site of JAPAN GOLF TOUR. 2026年2月13日閲覧。
  19. INC, SANKEI DIGITAL (2025年3月24日). 久常涼は4位「次につながるゴルフだった」 バルスパー選手権/米男子ゴルフ”. サンスポ. 2026年2月13日閲覧。
  20. ハーマンがテキサスOP優勝 久常涼が5位”. www.afpbb.com (2025年4月7日). 2026年2月13日閲覧。
  21. 「もっと伸ばしたかった」久常涼が6位、松山英樹は36位 グリフィン2勝目”. GDOニュース. 2026年2月13日閲覧。
  22. 金谷拓実が最後のイスをゲット 秋季シリーズで逆転シード9人”. GDOニュース. 2026年2月3日閲覧。

外部リンク

[編集]