世界早産児デー

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世界早産児デー
世界早産児デー
世界早産児デーの啓発のための紫の光(サウスエンド=オン=シーにて)
正式名称 World Prematurity Day
別名 WPD
挙行者 worldwide
典礼色 purple
日付 11月17日
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世界早産児デー(せかいそうざんじデー、World Prematurity Day)は、早産についての認識を高め、世界中の早産児とその家族の関心を高めるために、毎年11月17日に制定されている国際デーである[1]。 毎年、約1500万人の赤ちゃんが早産で生まれており、これは世界中で生まれた赤ちゃんの約10人に1人に相当する[2]早産は、世界中の5歳未満の児死亡原因の第1位である[3]。 初めての国レベルの推計では、世界で1,500万人の赤ちゃんが早産で生まれており、信頼できる時系列データがあるほとんどの国で早産率が上昇していることから、早産への対応は常に緊急を要するものである。 早産への対応は、ミレニアム開発目標(Millennium Develpment Goals、MDGs)の目標4「乳幼児死亡率の削減」の達成に不可欠であり、目標5「妊産婦の健康の改善」にも影響する。早産に関連する障害は、家族や医療制度にも影響を与えうる[4]

11月は早産啓発月間 Prematurity Awareness Month である[5]

歴史[編集]

11月17日の早産啓発日は2008年にヨーロッパの親の会によって制定され、2011年からは世界早産児デーとして毎年開催されるようになった[6][7]

親の会、家族、医療専門家、政治家、病院、団体、その他の早産の関係者は、この日を記念して、メディアキャンペーンや地域のイベントを地域や国、国際レベルで行い、一般の人々の意識を高めている。2013年には、60か国以上で世界早産児デーが祝われた[8]

が世界早産児デーの公式カラーである。 世界早産児デーの参加者は、紫色のリボンピンを身につけたり、紫色の電球を使ったりする[9]

Facebook、Twitter、Instagram では、ハッシュタグ #PrematurityAwarenessMonth や #WorldPrematurityDay が用いられる[10]

2021年のテーマは Zero Separation - Act now! Keep parents and babies born too soon together.(家族分離ゼロ)であった[11][12]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ World Prematurity Day”. WHO/PMNCH. 2014年1月29日閲覧。
  2. ^ Born Too Soon: The Global Action Report on Preterm Birth. World Health Organization.
  3. ^ WHO | World Prematurity Day”. WHO. 2020年10月29日閲覧。
  4. ^ Howson, Christopher P.; Kinney, Mary V.; McDougall, Lori; Lawn, Joy E.; Born Too Soon Preterm Birth Action Group (2013). “Born Too Soon: Preterm birth matters”. Reproductive Health 10: S1. doi:10.1186/1742-4755-10-S1-S1. PMC 3828581. PMID 24625113. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3828581/. 
  5. ^ Prematurity Awareness Month” (英語). www.cochrane.org. 2020年10月29日閲覧。
  6. ^ World Prematurity Day”. EFCNI. 2014年1月29日閲覧。
  7. ^ World Prematurity Day”. 2021年10月25日閲覧。
  8. ^ World Prematurity Day”. EFCNI. 2014年1月29日閲覧。
  9. ^ WORLD PREMATURITY DAY - November 17, 2020” (英語). National Today (2020年11月17日). 2020年10月29日閲覧。
  10. ^ World Prematurity Day” (english). www.marchofdimes.org. 2020年10月29日閲覧。
  11. ^ World Prematurity Day”. EFCNI. 2021年11月19日閲覧。
  12. ^ 「小さく生まれた赤ちゃんでも…」“早産児”支える日本の周産期医療 「世界早産児デー」”. ABEMA TIMES (2021年11月18日). 2021年11月19日閲覧。

外部リンク[編集]