ルール大学ボーフム
ルール大学ボーフム(ドイツ語: Ruhr-Universität Bochum)は、ドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州ボーフムにある州立大学。1962年に発足し、西ドイツで第二次世界大戦のあと最初の大学の発足であった。その上、ドイツのキャンパス大学の最初である。ルール工業地帯にあり、この地域に多い労働者階級の人々でも高等教育にアクセスできるようにという政治的要請に応えて生まれた[1]。大学現在教職員は4,904人で、そのうち教授は353人である。現在の学生数は33,685人で、Nordrhein-Westfalen州の3番目に大きい大学である。総長は植物学者のエルマー・ヴァイラー (Elmar Weiler) である。
学部は20部あり、学科は約80ある。人文学や理学、工学の本科がある。日本に関する本科(日本学)は東アジア研究学部に2科あり、日本史学と日本語学が勉強でき、日本史学や日本語学を勉強するためには日本語を勉強しなければならない。東京大学との交換留学協定を一時結んでいたこともあり、ドイツにおける日本研究の中心的地位を確立した[1]。ルール大学の最近の研究における重点は理系に置かれている。
学部[編集]
- 人文学
- 福音主義神学部
- カトリック神学部
- 哲学、教育学、メディア学部
- 歴史学部
- 言語学部
- 法学部
- 経済学部
- 社会学部
- 東アジア研究学部
- 体育学部
- 心理学部
- 工学
- 土木工学部
- 工学部
- 電子工学部
- 理学
- 数学部
- 物理学、星学部
- 地理学部
- 化学、生物化学部
- 生物学部
- 医学
- 医学部
脚注[編集]
- ^ a b ヨーロッパにおける日本への「まなざし」の変遷 オランダ・ドイツの日本学講座から阿部大地、西南学院大学、2014年度研究旅行奨励制度報告書
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 公式サイト - ドイツ語と英語
- 東アジア研究学部日本史学科の公式サイト - ドイツ語、英語、及び日本語
- 東アジア研究学部日本語学科の公式サイト - ドイツ語