ルースの選択公理

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確率論において、ダンカン・ルースによって定式化されたルースの選択公理 (Luce's choice axiom) とは、多くのアイテムのプールから、あるアイテムを別のアイテムよりも選択する確率は、プール内の他のアイテムの有無に影響されないというものである。

概要[編集]

数学的には、j 個のアイテムの中からアイテム i を選択する確率は次式で与えられる。

ここで、w はアイテム毎の重みを示す。

この関数はソフトマックス関数と呼ばれ、広く用いられる。

外部リンク[編集]

参考文献[編集]

  • Luce, R. D. (1959). Individual Choice Behavior: A Theoretical Analysis. New York: Wiley. ISBN 978-0-486-44136-8 
  • Luce, R. D. (1977). “The choice axiom after twenty years”. Journal of Mathematical Psychology 15 (3): 215–233. doi:10.1016/0022-2496(77)90032-3. http://www.socsci.uci.edu/~rdluce/bio/pre1990/1977/Luce_JMP_1977a.pdf.