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マジックカーペットI

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マジックカーペットから転送)

マジックカーペットⅠは、1989年6月にSANKYOが発売した、アラビア調の世界を舞台とした羽根モノパチンコ機のシリーズ名[1]

マジックカーペットI、新マジックカーペットIの2機種がある。

概要

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貯留型の羽根モノタイプ。役物のカーペットの上に最大5個まで貯留が可能である。
通常時はVゾーンが常に左右に動いており、役物に玉が入賞した後Vゾーンに入賞するかはタイミング次第になるためスリリングなゲーム性を体験できる。[2]

羽根の開閉角度が比較的浅く、玉をしっかりと拾いやすい形状をしているのも特徴の一つである。そのため、他の同時期の機種に比べると、役物内に直接玉が侵入することが少ない。

開いた羽根に一度拾われることで、勢いを殺された後に役物内に玉が侵入するため、ゲージ調整が同じ場合は羽根までの玉の軌道はV入賞にあまり影響がなかった。[3]

羽根モノの名機として人気があり、複数の後継機が同社より発売されている。[2]

また、アラビアン調のBGMも人気があり、CDに収録されている。[2]

スペック

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  • マジックカーペットI
    • 賞球数 ALL13
    • 大当たり最高継続 8R
  • 新マジックカーペットI
    • 賞球数 ALL13
    • 大当たり最高継続 8R

演出

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大当たり中は、Vゾーンが停止すると同時にカーペットが下降し、最大5個まで貯留する。羽開閉8回後カーペットが上昇することで貯留が一斉に解除される。解除と同時に停止していたVゾーンが動き出す。[1]
役物の貯留部分は、王様の左右に2個の溝がある形状になっており、2個目まではしっかりとそれぞれ溝にはまる。3、4個目は先に貯留されている玉の上に乗る形になり、最後の5個目は3、4個目の玉と王様に支えられる形で貯留する。[4]そのため、5個目の貯留は比較的難しく、左側からだけでなくあえて右側からも役物内に玉を入れるといった攻略法も存在した。[2]

もしかしたら「マジカペの貯留は最高4個まで」と信じている人が結構多いのではないかと思えるほど、マジカペの「5個貯留」はあまりお目にかかれなかった。一応5個目の玉が乗るが、後続の玉が少しでも触れるとポロリ、なんてことも多かった。
『パチンコ必勝ガイド 1992 8月号 p111

関連項目

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関連商品

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  • 『パチンコ・ミュージックフロム三共』(キングレコード1989年9月8日、140A-7714)
  • 『パチンコ着メロ from SANKYO』(キングレコード、2000年6月7日、KICA-1234)
  • 『SANKYO MUSIC FACTORY Vol.1』(TOKYO BAY STUDIO、2004年2月25日、TBSCDV-05)

ゲーム機

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脚注

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  1. 1 2 マジックカーペットI | SANKYOヒストリー | SANKYOファンサイト
  2. 1 2 3 4 辰巳出版 2008, p. 18.
  3. 白夜書房 1991, p. 66.
  4. 白夜書房 1990, p. 61.

参考文献

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  • 末井昭編著『パチンコ必勝ガイド6号』白夜書房、1990年6月1日。 共通雑誌コード T4911752106390。
  • 末井昭編著『パチンコ必勝ガイド2号』白夜書房、1991年2月1日。 共通雑誌コード T4911752106390。
  • 牧野哲也著『日本懐かしパチンコ大全 クライマックス』辰巳出版、2018年2月5日。ISBN 978-4-7778-2008-5 

外部リンク

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