共重合
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(ヘテロポリマーから転送)
共重合(きょうじゅうごう、英: copolymerization)とは、2種類以上のモノマーを用いて行う重合のこと[1]。生成するポリマーは共重合体 (英: copolymer) と呼ばれる。2種類のモノマーを用いて生成されたポリマーは二元共重合体(バイポリマー)、3種類のモノマーを用いて生成されたポリマーは三元共重合体(ターポリマー)と呼ぶ[2]。
例としては、スチレンゴム(SBR)(スチレンとブタジエンの共重合)、ダイネル(アクリロニトリルと塩化ビニルの共重合、ユニオン・カーバイド社商標の化学繊維)など。
重合機構や配列順序から以下のように分けられる。
- 重合機構による分類
- ラジカル共重合 -
- イオン共重合 -
- 共縮合 -
- 単量体の配列による分類
- ランダム共重合 - モノマーの配列に秩序のない共重合
- 交互共重合 - 二種類のモノマーが交互に並んだ共重合
- ブロック共重合 - 同種の単量体が長く連続した共重合
- グラフト共重合 - 幹となる共重合にところどころに枝のように他の重合体が配列
参考文献
[編集]- ^ “IUPAC - copolymer (C01335)”. The IUPAC Compendium of Chemical Terminology. IUPAC. doi:10.1351/goldbook.C01335. 2020年5月8日閲覧。
- ^ “共重合”. 2014年1月1日閲覧。