プレスブレーキ
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プレスブレーキ(英: press brake)は、薄い金属板に「曲げ加工」をするためのプレス機械。ベンダーやベンディングマシンとも呼ばれる。「パンチ」と呼ばれる先端の尖った上金型と、「ダイ」と呼ばれるV字の溝がついた下金型により、金属板を挟み込むことによって曲げ加工を行う。
概要
[編集]- 主に薄板の鋼板やアルミ板などの曲げ加工に用いられる。
- フレーム形状としては「C形」及び「ストレートサイド形」があり、機械の横幅が広く、上下動の駆動装置は油圧式・機械式ともに複数組み込まれていることが多い。
- 幅の広い(単体だと4mまでの場合が多い)ワークの曲げ加工ができるが、機械構造や駆動装置の構造上、全長にわたって同じ角度に曲げることは難しい。 金型とスライド・ボルスター間に紙などのスペーサーを挟んでワークにかかる圧力を部分的に調整するなどの措置が必要で、使いこなすにはある程度の熟練が必要である。
駆動方式
[編集]油圧式プレスブレーキ
[編集]機械式プレスブレーキ
[編集]- スライドの駆動に用いられるクランク・コネクティングロッドが2組以上あるクランクプレスとなっている。下死点調整がし難く、加工スピードも調整しにくいため、現在は油圧式に取って代わられ、あまり用いられていない。