ブロードウェイ (1988年のパチンコ機)
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「ブロードウェイ」は、1988年8月にSANKYOが発売した、センター役物の羽根にバニーガールが描かれたニューヨークのブロードウェイをモチーフにしているパチンコ機のシリーズ名。
『ブロードウェイⅠ』と『ブロードウェイⅡ』の2機種がある。
概要
[編集]貯留型の羽根モノタイプ。ニューヨークのブロードウェイの豪華絢爛な世界をモチーフにした機種で、大当たりになると下降してくる「BROADWAY MUSICAL」の看板が、派手さを演出している。この下降してくる看板の上にはドーム型の突起があり、これが役物内に拾われた玉を左右に振り分ける。振り分けられた玉は下段に落ち、貯留レーンに留められるか、手前のVゾーン、もしくはハズレ穴へと転がっていく。左右貯留レーンに3個ずつ玉を入れ、7個目以降の玉でV入賞を狙うことで、効率良く出玉を獲得することが可能である[1]。
スペック
[編集]- ブロードウェイⅠ
- 賞球数 ALL13
- 大当たり最高継続 8R
- 最大貯留 6個
- ブロードウェイⅡ
- 賞球数 ALL10
- 大当たり最高継続 8R
- 最大貯留 6個
演出
[編集]羽根開閉時は、バニーガールがのけぞるようにして玉を拾う[2]。
大当たり中は、役物左右に最大3個ずつ玉が貯留される[3]。通常時は下段だけの役物だが、V入賞後はステージが上から降りてきて、羽根に拾われた玉を上段奥から下段ステージへと運ぶようになる。上段から運ばれた玉は、下段ステージの両端にある溝に左右に3個ずつ、合計で最大6個まで貯留される[2]。
サウンドトラック
[編集]- 『The Pachinko Music from SANKYO』キングレコード、1989年9月8日。140A 7714。
- BGMが収録されている。
- 『The Pachinko Music from SANKYO Ⅱ』 キングレコード、1991年3月21日。KICA-1027。
- BGMが収録されている。
脚注
[編集]- ^ 白夜書房 1989, p. 21.
- ^ a b KKベストセラーズ 1990, p. 70.
- ^ ガイドワークス 2020, p. 27.
参考文献
[編集]- 末井昭 編著『パチンコ必勝ガイド』8月号、白夜書房、1989年7月1日。共通雑誌コード T4911752108394。
- 高村安夫 編著『プロが教える秘密のパチンコ術』NO.5 FEB.1990、KKベストセラーズ、1990年2月25日。共通雑誌コード T4910783102425。
- 福井理 編著『パチンコ必勝ガイド 羽根モノ大全』ガイドワークス、2020年1月30日。ISBN 978-4-86710-005-9。
外部リンク
[編集]- ブロードウェイ | SANKYOヒストリー | SANKYOファンサイト 2022年7月20日閲覧。