フリーダム・ハウス

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Freedom House
設立年 1941年10月31日
種類 研究所
シンクタンク
本部 アメリカ
ワシントンD.C.
重要人物 Kenneth I. Juster
Chair, Board of Trustees
Mark Lagon
President
(January 2, 2015-present)[1]
スタッフ
約150[2]
ウェブサイト www.freedomhouse.org

フリーダム・ハウス(Freedom House)はアメリカ合衆国に本部を置く[3]国際NGO団体である。

概要[編集]

フリーダム・ハウスは1941年にナチス・ドイツに対抗して、自由と民主主義を監視する機関として設立された。またフリーダムハウスは毎年193の国と地域の自由度や人権上今日を表すレポート(Freedom in the World と報道の自由度を調査したレポート(Freedom of the Press )を公表している。その指標は、政治的自由と国民的自由のカテゴリーをそれぞれで1から7の数字で表されている。政治的自由については、自由で公正な普通選挙、公職への立候補、政党への参加などを含む政治過程への参加の自由に関する事項をもとに、市民的自由は表現・信仰の自由・結社の自由、法の支配・個人の自律などをもとに評価される。その指標に基づき、各国を自由・部分的に自由・自由がない国の三種類に分類する。 2008年のレポートによると、2006年に続いて2007年は世界各地で自由の後退があったと報告された。政治的・国民的自由度が低いとされていた国で改善があまりみられず、より一層抑圧が強まったことが指摘された。世界的にみられた傾向として、ロシア・中国だけでなく、他にも資源が豊富な国が、その資源で獲得した資金を悪用して独裁的政治制度の維持を強めていること、結社の自由の制限が強まっていること、上記の国やアフリカ諸国のように民主主義と見なされていても政府の法的管理・実効性などのガバナンスが弱い国が多いことを指摘している。 アジア地域に対しては、全体的に民族対立の台頭などにより民主主義の発展が妨げられていると懸念が示されている。特に南アジアでは、バングラデシュやパキスタンでの選挙の延期・戒厳令の実施・メディアや結社の自由の規制など大きく後退したこと、スリランカでの紛争の悪化による人権侵害をあげられている。東南アジアでもミャンマーのデモに対する強硬措置など状況が更に悪化、政治的暗殺の続くフィリピンやマレーシアでも後退があったと報告している。一方、軍によるクーデターで2007年の報告では自由がない国であるタイは選挙が実施されるなどによって、部分的自由の分類に改善したと評価された。日本、韓国、インド、台湾、インドネシアは政治的・国民的に自由な国に分類されている[4]。2018年7月に世界各国の自由度を格付した報告書「世界自由度2018」を発表した。100点満点を最も自由であるに対し、中国14点・香港59点と自由度評価が下がり「不自由」と「一部自由」のランクに分類された。中国は2017年より1点減の点数で、国民の政治的自由度は劣悪な状態が続いていることと報告された。レポートでは、中国がグローバル規模の検閲体制を確立して、オーストラリア・ニュージーランドなどの民主主義国家に対し、経済的手段などで悪影響を与えていることが指摘された。香港の得点が2016年の63点2017年の61点よりも下落し、香港への調査が始めて実施された2002年以来で過去最低を記録した。特に「政治的権利」の指標では、イラクやミャンマーなどと同レベルにまで下落した。一方で、台湾は2017年よりも2点増の93点で、高い自由度で評価された。日本は96点を獲得し、アジアで一番自由な国と評価された。他のアジアの主要な国では韓国84、インドネシア64、フィリピン62、シンガポール52、マレーシア45、北朝鮮3である。インターネット上の自由度ランキングではアメリカ6位、日本は8位、韓国は20位である[5]

脚注[編集]

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  1. ^ Ruby, Robert (2014年10月1日). “Mark P. Lagon to Become President of Freedom House”. Freedom House. https://freedomhouse.org/article/mark-p-lagon-become-president-freedom-house#.VTsRbWYhwt8 2015年4月25日閲覧。 
  2. ^ Our Leadership”. Freedom House. 2012年10月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年10月13日閲覧。
  3. ^ William Ide (2000年1月11日). “Freedom House Report: Asia Sees Some Significant Progress”. Voice of America. 2012年10月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年10月13日閲覧。
  4. ^ freedomhouse.org: Freedom in the World 2008 Survey Release”. archive.fo (2007年12月30日). 2019年8月12日閲覧。
  5. ^ Freedom in the World 2018” (英語). freedomhouse.org (2018年1月13日). 2019年8月12日閲覧。

外部リンク[編集]