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フジウツギ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フジウツギ科
クロンキスト体系
フサフジウツギBuddleja davidii
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: ゴマノハグサ目 Scrophulariales
: フジウツギ科 Buddlejaceae
  • 本文参照

フジウツギ科(Buddlejaceae)は双子葉植物の科で、が美しいので栽培されるフジウツギ属(Buddleja)の植物(普通、属名からブッドレヤと呼ばれる)を含む。多くがで、つる性のものもある。世界に9属150種ほどがあり、日本にはフジウツギ属の2-3種が分布する。は4または5数で、花弁は筒状になる。

フジウツギ科はかつてはマチン科(Loganiaceae)と一緒にされていた(学名はLoganiaceae、和名はフジウツギ科だった)が、分離された。アイナエ属Mitrasacme)は、分離当初はフジウツギ科とされていたが、現在はマチン科とされている。現在でも文献に混乱が見られる。2つの科は系統的にかなり異なるとされている。

さらに新しいAPG植物分類体系では、フジウツギ科はゴマノハグサ科(従来の大きなゴマノハグサ科の内の、さらに小さい群である)に含められ、科名としては消えている。

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