フィリップス・アウフスティン・イメンラート
| フィリップス・A・イメンラート Philips Augustijn Immenraet | |
|---|---|
 人物のいる風景画(1666/1679) | |
| 誕生日 | 1627年2月21日 |
| 出生地 | アントウェルペン |
| 死没年 | 1679年9月25日（52歳） |
| 死没地 | アントウェルペン |
フィリップス・アウフスティン・イメンラート（Philips Augustijn Immenraet[1]、1627年2月21日 - 1679年9月25日）は、フランドルの画家である。風景画を描いた。
略歴[編集]
アントウェルペンで、ドイツから移ってきた鍵盤楽器職人の息子に生まれた。兄に人物画を得意とした画家のミカエル・アンジェロ・イメンラート（Michael Angelo Immenraet1621–1683）がいる。1641年に風景画家ルーカス・ファン・ウーデン（1595-1672）の弟子としてアントウェルペンの聖ルカ組合に登録された[2]。
18歳になった1645年から1655年までイタリアで修行した可能性があり、アントウェルペンに戻って聖ルカ組合の親方に登録された。1656年1月にCatharina de Hilleという女性と結婚した[2]。息子や娘が生まれ、娘はピーテル・ボエルの息子の画家ヤン・バプティスト・ボエル(1643-1689)と結婚した[3]。風景画を描き、当時良く行われた他の画家との合作を行いその風景を描いた。人物画の得意な画家のエラスムス・クエリヌス2世（1607-1678）と合作したと伝記作家のアルノルト・ホウブラーケン（1660-1719）は伝えていて[4]、ほかにもウィレム・スフベルト・ファン・エーレンベルフ（Wilhelm Schubert van Ehrenberg: 1630/ 1637-c.1676)やシャルル・ビゼー（Charles Biset: 1633-1693/1713）、ニコラ・ロベール（Nicolas Robert: 1614–1685）といった画家とも合作したと考えられている[5] 。
版画家としても師のルーカス・ファン・ウーデンの風景画などをもとに数点の版画作品を制作した[6]。
1679年にアントウェルペンで亡くなった。弟子にはピーター・レイスバーク（Pieter Rijsbraeck: 1655–1729）や息子のアンドリース・イメンラート（Andries Immenraet:1662-1699/1719）がいる[2]。
作品[編集]
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脚注/ 参考文献[編集]
- ^ 名前の表記には Philip Augustin Immelraet、 Philips Augustyn Immenraet、 Philip Augustyn Immenraet、 Philip Augustijn Emmenraet、 Philips Augustijn Emmelraetなどがある。
- ^ a b c Philips Augustijn Immenraet at the Netherlands Institute for Art History
- ^ Théodore Van Lerius, Biographies D'Artistes Anversois, Volume 1, P. Kockx, boekhandelaar der Maatschappij, Antwerp, 1880, p. 123 (フランス語)
- ^ Emelraad in: Arnold Houbraken, De groote schouburgh der Nederlantsche konstschilders en schilderessen, 1718
- ^ The Legend of Willem Tell shown to the Antwerp Guild of St Sebastian at the Royal Museums of Fine Arts of Belgium
- ^ Landscape with a seated shepherd with a walking stick at the British Museum.
