ファマディハナ

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親類縁者で墓から運び出した先祖の衣を変えた後、先祖の遺体を運ぶ

ファマディハナは、マダガスカルの多くの部族で営まれている改葬儀礼である。17世紀以降徐々に全島に広まったと考えられる。マダガスカル人の死生観によると、死者の魂は、何年間もの長い時間をかけて、適切な儀礼がすべて済まされたのち、肉体が朽ち果てて初めて、先祖の世界に仲間入りする。ファマディハナでは、墓から先祖たちの遺骨を取り出し、白い絹の布(ランバ)で包む儀式を経て、墓の周りを踊りながら練り歩いたのち、もう一度先祖たちの遺骨を墓の中に戻す儀式をおこなう。この再埋葬の儀式は、定期的に行うようになっていて、通常は7年に一回、一族の全構成員が集まって行う大きな祭りの中で行う。このときに、何人かの先祖の遺体をまとめて包んでいた白い絹の埋葬用ランバをほどき、新しいランバで包みなおす。[1]

出典[編集]

  1. ^ "Madagascar's dance with the dead" BBC, 16 August 2008.[1] Accessed 17 August 2008.