ピペリシン

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ピペリシン(Pipericine)とは、IUPAC系統名(2E,4Z)-N-(2-メチルプロピル)オクタデカ-2,4-ジエンアミドで示される脂肪酸アミドのことである。

構造[編集]

ピペリシンの構造

ピペリシンは、化学式C22H41NO、分子量335.567の有機化合物である[1]。ピペリシンの系統名から判るように、(2E,4Z)-オクタデカ-2,4-ジエン酸と、2-メチルプロパン-1-アミンイソブチルアミン)とが脱水縮合して、アミドを形成した化合物である。なお、アミド結合を持つことと、上記の化学式から明らかなように、分子中に含まれる窒素と酸素はこのアミド結合の部分に存在しており、それ以外の部分は全て炭化水素基から成っている。

所在[編集]

ピペリシンは、天然に存在する化合物の1つであり、例えばコショウの果実中に含まれる成分の1つとして知られる[2][3]

混同注意[編集]

ピペリシン(Pipericine)と似た名称ながら、全く別の化合物が幾つか存在する。例えば、ピペリジン(Piperidine)は、6員環の複素環式アミンである。また例えば、ヒペリシン(Hypericin)は、セイヨウオトギリソウに含まれる生理活性物質の中でも、主要な成分の1つとして数えられる化合物である。

出典[編集]

  1. ^ ピペリシン
  2. ^ Showing Compound Pipericine (FDB 008338)
  3. ^ CID 101713141