ピナイサーラの滝
| ピナイサーラの滝 | |
|---|---|
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| 所在地 |
沖縄県八重山郡 竹富町 |
| 位置 | 北緯24度22分54.8秒 東経123度49分13.4秒 / 北緯24.381889度 東経123.820389度座標: 北緯24度22分54.8秒 東経123度49分13.4秒 / 北緯24.381889度 東経123.820389度 |
| 落差 | 54 m |
| 水系 | ヒナイ川 |
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ピナイサーラの滝(ピナイサーラのたき)は、沖縄県西表島にある滝。沖縄では珍しい、落差の大きな細い滝であり、落差は沖縄県で最も大きい[1]。
地勢
[編集]西表島の北岸近くに位置するテドウ山(標高440m)の北麓にあり、この山から北に流れ下るヒナイ川の中程にあり、幅が200m以上もある垂直の断崖から流れ落ちる滝である。滝は細い二条に分かれる。滝の真下には巨大な岩が積み重なる[2]。落差は55mで、これは沖縄県第1位である[1]。
名前
[編集]ピナイサーラの名は、ピナイが「顎髭」、サーラが「下がったもの」を意味する。これはこの滝の様子が白い髭が垂れ下がっているように見えることによるとされる[3]。
環境
[編集]滝を含む岸壁は裸出しているが、周囲は全体に亜熱帯性の森林に覆われる。船浦湾からこの滝に向かうコースでは、初めは内湾の干潟、その奥にオヒルギとヤエヤマヒルギを主体とするマングローブが広がり、マングローブ後背地に生育するサキシマスオウノキ(板根で有名)が観察できる。また、コースからは外れているが、この地域のマングローブにはニッパヤシ群落がある。
アクセス
[編集]滝のある岸壁は海岸向きにあり、北海岸にある県道215号の船浦橋から遠望できる。ただし滝の下までの間には通常の道路はない。何らかの方法で船浦橋で区切られた内湾である船浦湾とその陸側を広く埋めるマングローブ林を通過する必要がある。干潮時であれば湾内が干潟として広く干出するため徒歩で全行程を通過することも可能である。他方、カヌーや遊覧ボートを含むツアーが設定されており、満潮時前後に湾の奥からヒナイ川河口域までマングローブ内の水路をそれらで移動し、そこから滝の下まで徒歩で向かうこともできる。係船地から滝の下までは徒歩約15分。さらに断崖を大きく巻いて登り、落ち口まで向かうコースもある[2]。現在では後述の通りガイドの同伴が必須であり、設定されているコースでしかアクセスできなくなっている。
立ち入り制限
[編集]竹富町はエコツーリズム推進法に基づく特定自然観光資源に指定することを2024年8月29日付で公示、2025年3月1日より施行することとなった。それに伴い、1日の立ち入り人数は最大200人に制限され、事前申請を行い承認された上で登録引率ガイドに同行しなければ立ち入ることはできなくなった。なお、国や県、町による調査、学術的研究、町民や親族によるレクリエーション等の場合は承認が不要となっている[4][5][6]。
脚注
[編集]- 1 2 日本離島センター 2004, pp. 1290–1291.
- 1 2 北中 2006, p. 467.
- ↑ 林他 2010, p. 88.
- ↑ “西表島・利用人数制限案内のお知らせ”. 竹富町観光協会. 2025年12月28日閲覧。
- ↑ “竹富町告示第82号 西表島エコツーリズム推進全体構想に従い特定自然観光資源を指定する件” (2024年8月29日). 2025年12月28日閲覧。
- ↑ “竹富町告示第83号 西表島エコツーリズム推進全体構想に従い特定自然観光資源の所在する区域への立入りを制限する件” (2024年8月29日). 2025年12月28日閲覧。
参考文献
[編集]- 北中康文『ヤマケイ情報箱 日本の滝2』山と渓谷社、2006年。
- 財団法人日本離島センター 編『SHIMADAS(シマダス) 第2版』三州社、2004年。
- 林秀美他『新・分県登山ガイド46 改訂版 沖縄県の山』山と渓谷社、2010年。
