法人割引サービス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ビジネス割引から転送)
移動先: 案内検索

法人割引サービス(ほうじんわりびきサービス)は、法人向けの携帯電話料金の割引サービスである。主として基本料金割引通話料割引サービスがある。

前者のサービスとしてはビジネス割引NTTドコモグループ)、グループディスカウントau)、法人複数回線割引SoftBank)があり、後者の事例として包括回線割引・通話料いっかつ割引(NTTドコモ)・コールワイド(au)、大口通話料割引(SoftBank)がある。

概要[編集]

法人であり同一契約名義で、同一請求先であることなどを条件に、携帯電話料金の割引を行うサービスである。

基本料金割引は、個人向けの家族割引サービスに相当するもので、利用回線数に応じた割引率により基本料金の割引が受けられる。家族割引サービスに見られる回線数の上限はないが、同一グループ間の通話料割引や、無料通信を共有するなどの特典は有していない。そのほか、年間割引サービスや2年縛りの割引と併用することが可能である。

通話料割引は、所定の登録料もしくは定額料を支払うことにより、グループ全体の通話料を一括して割り引くサービスである。おおむね使用料に応じ割引率が増加する仕組みとなっている。携帯電話事業者により、割引率のほか、無料通信分やパケット通信料の取り扱いに違いがある。詳細は、各社の通話料割引を参照のこと。

各社の基本料金割引[編集]

各社ともに基本料金割引を受けるには、事前の申し込みが必要であり、月額料金は不要となっている。また、割引については基本料金のみが対象であり、パケット定額料金など各種サービス料金に割引は適用されない。

ビジネスシンプル(NTTドコモ)[編集]

  • 基本使用料 50%引き
  • グループ内通話、iモードメール無料
  • 通話料 10~30%引き
  • 2か月繰り越してもさらにあまった無料通話分はグループ内で分け合える
詳細はビジネスシンプル参照

ビジネス割引(NTTドコモ)[編集]

FOMAおよびmova
  • 同社のすべてのプランに対応。
  • 基本料金が定率割引。割引率は15%(2回線以上)~25%(1000回線以上)。
  • (新)いちねん割引を併用した場合、単純加算で25%(2回線以上で1年目)~50%(1000回線以上で11年目)の割引率となる。
PHS端末
  • 同社のすべてのプランに対応。
  • 基本料金が定率割引。割引率は6%(2回線以上)~10%(10回線以上)。
  • いちねん割引を併用した場合、単純加算で21%(2回線以上で1年目)~27%(1000回線以上で11年目)の割引率となる。
  • (新)いちねん割引とは併用不可。

オフィス割引/オフィス割MAX50(NTTドコモ)[編集]

2~10回線までの法人が対象(ビジネス割引、通話料いっかつ割引併用不可)

  • 基本使用料50%引き(オフィス割MAX50利用時)
  • グループ間通話無料(オフィス割MAX50利用時)
  • 繰り越せて分け合える等
詳細はオフィス割引/オフィス割MAX50参照

グループディスカウント(au)[編集]

  • 同社のすべてのプランに対応。
  • 基本料金が定率割引。割引率は15%(2回線以上)~28%(1000回線以上)。
  • 年割を併用した場合、別途割引率が設定されており、27.7%(2回線以上で1年目)~51%(1000回線以上で11年目)の割引率となる。

法人複数回線割引(SoftBank)[編集]

  • 同社のすべてのプランに対応。
  • 基本料金の定率割引。割引率は15%(2回線以上)~23%(2000回線以上)。
  • 年間割引を併用した場合、単純加算で25%(2回線以上で1年目)~50%(2000回線以上で4年目)の割引率となる。
  • ハッピーボーナス(2年単位の契約)を併用した場合、単純加算で30%(2回線以上で1年目)~73%(2000回線以上で11年目)の割引率となる。

各社の通話料割引[編集]

NTTドコモ[編集]

  • 申し込み方法により、「包括回線割引」と「通話料いっかつ割引」、ビジネス通話割引の3種類が用意されている。現時点ではビジネス通話割引が主流となっている。いずれの割引サービスも以下のような特徴がある。
    • iモードDoPaのパケット通信料も合算して割引対象となる。
    • 無料通信の対象となる使用料金も含め、すべて割引対象となる。

ビジネス通話割引[編集]

  • 2回線以上の法人契約で適用される。
  • グループ全体の回線数により10~30%割引かれる。
  • グループ内通話、iモードメールは無料となる
詳細は、ビジネス通話割引参照

通話料いっかつ割引[編集]

  • 2回線以上の法人契約で適用される。
  • グループ全体の月額使用料により、15%(月額100万円以上)~25%(月額1,000万円以上)の通話料・通信料割引が受けられる。ゆうゆうコールとの併用が可能で、あわせると無料通話分もふくめ、通話料金が最大で55%引きとなる。
  • 1請求グループ当たり3,000円(月額・税別)の定額料が必要。
ワールドコールいっかつ割引(個人も利用可)
通話料いっかつ割引は国内通話の割引となるが、別に、NTTドコモの携帯電話から海外へ通話を行う国際電話サービスであるWORLD CALLの通話料割引である、ワールドコールいっかつ割引というサービスが別にある。割引率は35%引きで、ゆうゆうコールとの併用が可能であり、あわせると最大65%引きの通話料割引となる。
   詳細はワールドコールいっかつ割引参照

包括回線割引[編集]

  • 50回線以上の法人に適用される。
  • 通話料・通信料の割引率は5%。
  • 登録時に1回線あたり2,000円(税別)が必要。月額料金は不要。

コールワイド(au)[編集]

  • 2回線以上の法人契約で適用される。
  • グループ全体の月額使用料により、15%(月額20万円以上)~25%(月額500万円以上)の通話料割引が受けられる。
  • 1グループ当たり3,000円(月額・税別)の定額料が必要。
  • 通話料のみが対象であり、パケット料金の割引はない。
  • 無料通信料を超えた分のみが割引対象。

大口通話料割引(SoftBank)[編集]

  • グループ全体の月額使用料により、15%(月額15万円以上)~28%(月額500万円以上)の通話料・通信料割引が受けられる。
  • 月額定額料金は回線数により次のとおり。
    • 10回線以下 - 1回線当たり300円(税別)
    • 10回線以上 - グループ全体で3,000円(税別)
  • 無料通信料を超えた分のみが割引対象。

その他の法人向けサービス[編集]

法人向けの音声通話定額制として、以下のサービスが提供、または準備中である。

通話定額サービス[編集]

エリア内定額サービス[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]