パイオニアのDATレコーダー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

パイオニアのDATレコーダーではパイオニアのホームAV事業部(現・オンキヨー&パイオニア)から製造・発売されていたDATレコーダーについて説明する。

主な機種[編集]

民生用[編集]

D-1000
1987年11月発売。同社製初のDATレコーダーとなる。ソニー製のドライブユニット(4DDメカニズム)を搭載している。
D-900
1988年11月発売。この機種より自社製のドライブユニット(2DDメカニズム)が搭載される。
D-90
1990年10月発売。D-900のバージョンアップ版にあたる機種でこの機種よりSCMSに対応となった。
D-50
1991年5月発売。D-90を基にコストを大幅に削り、低価格を実現した機種(販売価格は8万5千円。1991年当時)。Δ∑式1Bit A/Dコンバーターとフィリップス製の1Bit・ビットストリーム式D/Aコンバーターをそれぞれ搭載する。
D-80
1991年9月発売。センターメカを採用し、自社製のハイスピード・パルスフロー1Bit D/Aコンバーターを搭載する。A/DコンバーターはΔ∑式1Bit。
D-07
1992年10月発売。業界初の96kHz/16Bitによるハイサンプリング録音/再生に対応した機種。40kHzまでの高域を擬似的に再現するレガート・リンク・コンバージョンを搭載(サンプリング周波数96kHz時は除く)。D/Aコンバーターはハイスピード・パルスフロー1Bit。A/Dコンバーターは18Bit。
D-05
1994年6月発売。D-07の廉価版にあたる機種。販売価格は7万5千円(1994年当時・消費税別)。96kHz/16Bitによるハイサンプリング録音/再生に対応。レガート・リンク・コンバージョン(サンプリング周波数96kHz時は除く)は自社製のハイスピード・パルスフロー1Bit D/Aコンバーターに組み込まれ事実上1チップ化された。なおA/Dコンバーターは旭化成(現・旭化成エレクトロニクス)製のワイドレンジ対応1Bitタイプのものが搭載。
D-C88
1994年12月発売。同社製唯一の可搬型DATレコーダー。96kHz/16Bitによるハイサンプリング録音/再生に対応。ヘッドは4ヘッド。大容量のニッケル水素バッテリーを搭載。D/AコンバーターおよびA/DコンバーターはD-05と共通。
D-07A
1995年3月発売。D-07のマイナーチェンジモデル。96kHz/16Bitによるハイサンプリング録音/再生、および44.1kHzによるアナログ入力の録音に対応。50kHzまでの高域を擬似的に再現するレガート・リンク・コンバージョンSを搭載(サンプリング周波数96kHz時は除く)。D/Aコンバーターはバーブラウン製20Bitタイプが、A/Dコンバーターは18Bitがそれぞれ搭載。また、本機は外部D/Aコンバーターの代わりとして活用できるDACモード(サンプリング周波数96kHzは除く)やサンプリング周波数96kHzのデジタル出力にも対応する。
D-06
1995年9月発売。D-05の上位機種。96kHz/16Bitによるハイサンプリング録音/再生、および44.1kHzによるアナログ入力の録音、DACモード(サンプリング周波数96kHz時は除く)、サンプリング周波数96kHzのデジタル出力、レガート・リンク・コンバージョン(サンプリング周波数96kHz時は除く)にそれぞれ対応。
D-HS5
1996年10月発売。同社製民生用DATレコーダーの最終機種。実質的にはD-06のバージョンアップ版にあたる。96kHz/16Bitによるハイサンプリング録音/再生、および44.1kHzによるアナログ入力の録音、DACモード(サンプリング周波数96kHz時は除く)、サンプリング周波数96kHzのデジタル出力、Hi-Bitレガート・リンク・コンバージョンS(サンプリング周波数96kHz時は除く)にそれぞれ対応。

業務用[編集]

D-9601
1996年発売。デジタルプロセッサーのSP-AR1を組み合わせ、96kHzサンプリングに加え、96kHz/24ビットフォーマットによる録音/再生が可能なAIRSに対応。このほかダウンコンバーターを内蔵し、96kHzから44.1kHzへダウンサンプリングした信号を同社のCDレコーダーRPD-500に接続し、アナログを介さずに音楽CDを作る事も可能である。

脚注[編集]


関連項目[編集]