ノート:発作

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ノート:Paroxysmal attackから転送)

発作に該当する英語について[編集]

途中の版から、本項目からの言語間リンクにspasmをはじめとする項目が当てられていますが、英語の spasm は医学用語としては「攣縮(または痙攣)」に対応します(『ステッドマン医学大辞典』第4版、1997年、メジカルビュー社。日本神経学会用語委員会編『神経学用語集』改訂第3版、2008年、文光堂。『神経学用語集』では「攣縮」のみ)。本来 spasm は筋または筋群の突然の不随意な収縮を表す語で、英語版の内容もそうなっています。すなわち一般的な意味の「発作」を表現する英語ではありません。ちなみに日本語の「痙攣」の項目からも spasm に言語間リンクが張られていますが、これもあまり適切とはいえないようです。

日本語の「発作」に該当する英語は、『ステッドマン医学大辞典』および『神経学用語集』では、1. attack (心臓発作やパニック発作、一過性脳虚血発作など急激に発現するもの), 2. episode (反復して発現するもの), 3. fit (急性症状が突然出ること、てんかん発作など), 4. ictus (ラテン語起源で病名などに使用する限定的な用法), 5. insult (用途の記載なし), 6. paroxysm (再発性の症状が発現するものに使う), 7. seizure (主にてんかん発作や痙攣発作をさす), 8. spell (ある程度持続する症状), 9. stroke (通常は脳卒中をさす) があげられ、意味や使用対象はおよそカッコ内のとおりです。このうち、fitおよび ictusは曖昧さ回避ページに説明があるのみで単独の項目はなく、insultは「侮蔑」の言語間リンクがあるように、より一般的な意味の「軽蔑、侮蔑」を説明する項目、episodeはいわゆる「エピソード」の項目です。またseizureはてんかん発作を含む「痙攣発作」を説明する項目、strokeは「脳卒中」を説明する項目となっています。spellは曖昧さ回避ページですが、医学上の意味は記載されていません。attackは単独では曖昧さ回避ページになっていますが、paroxysmal attackという項目があります。この項目は神経疾患における症状の出現を説明する項目になっています。以上より、私の調べた範囲内では日本語の「発作」に該当する英語版の項目は残念ながら現在のところないようです。--春秋君 2008年7月14日 (月) 13:24 (UTC)[返信]

現在、一応英語版からの翻訳で強化はされたものの、春秋君様ご指摘のように、日本語のの発作は相当に多義的で、本稿は曖昧さ回避化するのが妥当なように思います。--Anesth Earth会話2023年8月14日 (月) 15:00 (UTC)[返信]
それから、「"paroxysmal attack" 訳」でググりますと、paroxysmal attackを発作として訳した事例が極めて少ないことが分かります。一方、けいれんの類義語である、en:Seizureはそこそこメジャーなタームですが、ここに書いてあることや、ここに書いてあることを読むとseizureをこそ、「発作」と訳すのがいいかなと思います。しかし、「発作」は心臓発作や無呼吸発作なども含む多義語です。ただ、これらの用語は通常、心臓や無呼吸などの接頭辞を含みます。よって、Seizureをこそ、「発作」とし、他の心臓発作など、発作を含む用語は発作 (曖昧さ回避)とするのが良いのではないかと考える次第です。--Anesth Earth会話2023年8月16日 (水) 11:21 (UTC)[返信]
コメント本項目は症状が神経学的な症状に限定されているものの、痙攣に留まらない多様な症状を包含しています。しかし、喘息発作や心臓発作、無呼吸発作は含まれません。調べてみたところ、google検索でも医学中央雑誌検索でも、Paroxysmsやparoxismal attackを発作とした定訳が見当たりません。医学英語にいつまでも定訳が確立されないのは良くあることなので、現状では、本項目名を英語名のままにしておくしかないように思われます。--Anesth Earth会話2024年3月22日 (金) 07:26 (UTC)[返信]

改名提案[編集]

上節での議論に示しましたが、現状の記述は日本語における発作の概念である、心臓発作喘息発作無呼吸発作、などの医学用語としての多義語と異なる英語圏独特の概念です。そして、調べた限りではparoxysmal attackやparoxysmsが「発作」の代表的な病態であり、定訳とする記述を見いだすことをできていません。よって、本項の項目名を英語版のそれと同じ、"paroxysms"ないしはParoxysmal attackに改名し、跡地の発作は上記の各種発作への曖昧さ回避ページ化するのがよろしかろうと思います。--Anesth Earth会話2024年3月22日 (金) 09:17 (UTC)[返信]

賛成 コメント ご提案に賛成します。以下、手法に関するコメントです(無視してくださってかまいません)。この記事「発作」は (医学に限らず) 他の100もの記事からリンクされていることから、改名よりも分割によってはいかがでしょう? 現状の「発作」は同じ名称のまま「曖昧さ回避ページ」とし、もともとあった記述を利用して別の (適切な) 記事を作成するというものです。Wikipedia:ウィキデータとの紐付けはその後、変更することとなるでしょう。ご提案と同じ結果になると思いますが、経路を変えることでリスクの軽減を狙いました。--YasuakiH会話) 2024年3月23日 (土) 11:10 (UTC)--YasuakiH会話2024年3月23日 (土) 11:16 (UTC)[返信]
返信 アドバイスありがとうございます。結論から申しますと、最初に改名、でまずまず問題ないと思います。と言いますのも、リンク元の記事においては、[[発作]]と記述されていますから、本項が改名されても、リンク元の記事のリンク先は改名後にリダイレクトとして残る、発作になりますよね。そこで、改名後は、「発作」の記事から新記事名へのリダイレクトを解除して、曖昧さ回避ページ化します。その後、DisamAssistを使ってリンク先を一気に確認、適切なリンク先に変換していきます。使い方はこちらに詳しいです。@YasuakiHさんは、まだ多分、お使いでは無いと思いますが、とても便利ですよ。--Anesth Earth会話2024年3月23日 (土) 11:47 (UTC)[返信]
ツールを使って作業全体を効率できるのですか。うまい手があるんですね。そのDisamAssistは使ったことがありませんが、私にも役立ちそうなのでスタディします。ご紹介ありがとうございます。--YasuakiH会話2024年3月23日 (土) 21:21 (UTC)[返信]
返信 すいません、一つ前の返信で紹介したこちらの記事はDisamAssistと直接の関係がありません。ついでに入れておくと便利なツールですけど。--Anesth Earth会話2024年3月24日 (日) 02:15 (UTC)[返信]
報告1週間経過して発案者含めて賛成2票、反対意見はありませんでしたので、改名を行うものといたします。--Anesth Earth会話2024年3月30日 (土) 00:51 (UTC)[返信]
チェック 改名を行いましたが、日本語での定訳が確立されていないと考えられるため、「暫定項目名」テンプレートを付しました。--Anesth Earth会話2024年3月30日 (土) 04:02 (UTC)[返信]
報告 跡地の発作は曖昧さ回避ページ化しました。ただ、リンク先は医学的に余り厳密で無い用法で用いられていることが多く、おそらく本来は厳密な意味で用いられて居るであろう医学関連のページでも、英語版からの翻訳時に本来のニュアンスと異なる訳にされた可能性が高いため、あまり曖昧さ回避を解除できていないです。--Anesth Earth会話2024年3月30日 (土) 12:56 (UTC)[返信]