ノート:追儺

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追儺の起源の記述について[編集]

本項目中の「平安当時の追儺は~扮した一人であったという」の部分について、疑問があります。当該箇所は、荻野真の漫画『孔雀王』内の記述をほぼそのまま転載したものに見受けられます。(「追儺の鬼」pp.20-21、荻野真『孔雀王』第一巻、1986集英社)

原文の「印地」が「印地打ち」になっていたり、原文の一部が省略されたり、あるいはもとは茨木童子のみであった具体例に酒呑童子が加えられたりしていますが、他の部分はほぼ一致しています。

第一に上記の転載の問題があると思われますが、加えて、その内容にも問題があるように思われます。それは擬装鬼云々の記述の根拠です。管見のかぎりでは民俗学関連の事典解説ほかでこのような論は見られません。ただし、上記漫画(荻野1986)の参考文献として挙げられている『歴史読本』1973年6月号(特集「鬼と英雄の伝説」)中に寄稿されている作家童門冬二による読み物「大江山の哄笑」 に同種の記述が見られます(pp.52-53)。童門冬二は作品中で文献を引用しているのですが、それは『勘仲記』(13世紀後半の日記(1274-1300))のみです。よって、彼の書いている内容は、少なくとも平安期の追儺儀礼の起源に関する記述としては事実ではなく、あくまでフィクションであるといって良いと思います。

自分で調べた限りでは当該部分は削除してしまうのがよいかとも思いますが、執筆者及び詳しい方の御意見を求めます。--摸捫窩 2006年10月30日 (月) 18:01 (UTC)[返信]

上記の様な追儺の当該箇所に関して、特に意見も無いようですので削除しました。--摸捫窩 2006年11月26日 (日) 13:31 (UTC)[返信]