ノート:粉豆腐汁

ページのコンテンツが他言語でサポートされていません。

本記事の存否について[編集]

社団法人全国調理師養成施設協会 編『改訂 調理用語辞典』調理栄養教育公社、1998年。ISBN 4-924737-35-6 にて、粉豆腐汁についての記述を確認しました。虚偽立項の疑いを持つ各位には、今一度ご確認頂きたく思います(同辞典は横浜の複数のローカルな図書館に所蔵しており、全国の多くの図書館で確認可能と思われます)。食文化というより、主として土着の仏教文化・民俗学として伝承されている事柄と推定され、伝承の担い手の多くが高齢者であれば、Webに上がってきにくいことも理解できます。私の暮らす横浜や、郷里の長野県東信地方ではなじみのない文化であり、おそらく限られた地方での文化であると思われますが、地域図書館や学校の図書室に眠るこれらの文化を後世に伝えることもjawpの矜持であり、長い目で見れば良い記事とする可能性は十二分にあると考えます。現段階の問題点は単一の出典に依存していることであり、初版執筆者が年少者である可能性を考えると、これ以上詳しい事情を訊きにくいのが悩ましくはありますが。削除依頼ページでのIP氏による暴言が問題視されていますが、現段階では初版執筆者と別人と捉えるべきでしょう。--妖精書士会話2013年2月8日 (金) 12:29 (UTC)[返信]

ネット脳に文献調査なんか不可能であろう。--126.210.99.73 2013年2月9日 (土) 02:41 (UTC)[返信]
食文化だけでなく、民俗学や郷土史の視点からの調査も必要であると考えます。ネットではなく、150万冊の蔵書を誇る横浜市中央図書館を駆使しますよ!--妖精書士会話2013年2月9日 (土) 13:38 (UTC)[返信]
Bellisさん、202.224.70.83さん、情報ありがとうございます。明日、時間がとれましたので図書館に行ってきます。館内のコピー機と蔵書検索端末は停止、館外貸出と書庫出納も不可、開架式書架の閲覧のみ可能というという限られた状況ですが、削除対象から脱するだけの加筆を目指します。ふるさとの家庭料理は確認できそうですが、秋山記行と豆腐百珍は書庫に入っているので、また後日ですね。あとは仏教関係か、季語辞典の類を探ってみます。--妖精書士会話2013年2月11日 (月) 14:58 (UTC)[返信]
製法としては、しとぎ(粢)[1]と違いが見られないので調べてみる価値があることまではわかっているのですが(豆しとぎという郷土料理が東北に伝わっています)、関連性を指摘する文献は見つけられていません。よろしければその線からも当たってみてください。また、しとぎに関する情報は神饌#穀物に少々説明があります。--Bellis会話2013年2月11日 (月) 16:06 (UTC)[返信]
今日の調査では形にするに至らなかったので、引き続き調べてみます。--妖精書士会話2013年2月12日 (火) 08:03 (UTC)[返信]
西山松之助著『たべもの日本史総覧』に、短いながら記述が見つかりました。「粉豆腐の味噌汁」とありますが、内容的に同一の料理のようです。奈良県の項に書かれていましたので、やはり関西の文化のようですね。--妖精書士会話2013年3月11日 (月) 04:48 (UTC)[返信]
日本の食文化大系、豆腐集説(日本農書全集(第II期)52 農産加工3[2] に収録)。この辺りが気になっているのですが、手を出せずにおります。大き目の図書館ならば置いてあると思うのですが。誰か確認をお願いできないでしょうか。特に日本の食文化大系に記載されていることに期待しています。--Bellis会話2013年3月12日 (火) 16:03 (UTC)[返信]
日本農書全集52の豆腐から湯葉あたりを確認しましたがそれらしき記述は見当たりませんでした、一応報告だけ。--202.224.70.1 2013年4月29日 (月) 13:45 (UTC)[返信]

秋山記行ほか[編集]

鈴木牧之『秋山記行』によると、信州秋山郷に粉豆腐の汁物があったそうです。

  • 『秋山記行』(上巻下巻。※上巻35コマに該当記述有り。)-信州大学 近世日本山岳関係データベース。
  • 「地方書による近世農民の食生活」『大和市史研究 第9号(1983年3月)』[3] - 大和市
  • 秋山郷と鈴木牧之[4] - 栄村観光協会


他にも農文協の文献に粉豆腐を用いた料理(雑煮)が記載されていますが、内容は未確認です。

  • 大阪府:粉豆腐の雑煮 - 「ふるさとの家庭料理 第5巻 もち 雑煮」[5]
  • 広島県:粉豆腐 - 「ふるさとの家庭料理 第16巻 味噌 豆腐 納豆」[6]
  • 粉豆腐の雑煮 - 「日本の食生活全集 27巻 大阪の食事」[7]

--Bellis会話2013年2月9日 (土) 16:55 (UTC)[返信]

農文協については5巻p228に粉豆腐の雑煮がありますがここでは乾燥豆腐を粉にしたものを熱湯で練ったものと丸餅を入れた雑煮で、大阪のそれも同じです(p206)。大豆は黄粉をまぶす、餡にしてからめる、豆餅、だいたいこの三パターンで使われ、干し餅の一部にはもち米と一緒に搗くものも同資料に見られます。16巻についてはp166に粉(こ)豆腐とあり、臼挽きの大豆粉を水でこね蒸すとあります。どちらも当記事のそれとは別物です。ニチブンの語源・由来日本料理大事典には粉豆腐汁の名前が見られますが、説明文が調理用語辞典のものと似通っており、かつ調理用語辞典そのものが参考資料に挙がっておりますので複数の資料と言うにはやや弱そうです。調理用語辞典の参考文献は…多すぎる上に見た限り近場では閲覧できなさそうなんでちと無理っぽいです--202.224.70.83 2013年2月10日 (日) 11:58 (UTC)[返信]
「大阪の食事」p201とp206(上側)には乾燥大豆を挽いたものを粉豆腐と言いダンゴにしたものを雑煮や味噌汁に入れると書いてあります。もち米と混ぜるとは書いてありませんが近い気がします。関西方面の地方の風習かもしれません。--122.18.223.227 2013年2月12日 (火) 05:06 (UTC)[返信]

豆腐百珍[編集]

曽谷学川『豆腐百珍』続編(1783)[8]

『秋山記行』(1829)よりも成立時期が古い文献です。--Bellis会話2013年2月11日 (月) 03:09 (UTC)[返信]

豆腐のお料理[編集]

菊池専吉 編『豆腐のお料理』(1905)。全く違う料理ですが、参考情報として残します。

  • 豆汁[9]。生の大豆をすりながしにした味噌汁。
  • 粉豆腐[10]。焼き豆腐の醤油煮。

--Bellis会話2013年3月12日 (火) 15:26 (UTC)[返信]