ノート:福岡県立博多青松高等学校

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基本、制服は準備されておらず、私服登校が可能。でも、一部(特に女子生徒)から「毎日着ていく服がない」との理由で、制服を個人個人で作り学校に着て来ている。この制服は「なんちゃって制服」と呼ばれている。校則がないとはいえ、基本的にⅠ・Ⅱ部(午前・午後)は髪の毛の黒い生徒が多いが、Ⅲ部(夜間)になるにつれ、生徒の髪型も服装も少し派手になっている人がいる。しかし、青松のルールは「社会のルール」という暗黙の了解があり、自由な髪型や服装も常識の範囲内である。個人個人が大学みたいに授業を選択して取るので、気が付いたら講座の人数が3人という講座もある。また、逆に50人を超す講座もある。普通の学校と違い職員室が開放的で入りやすい雰囲気をもっている。生徒と教員の信頼が厚く、多くの生徒が職員室でさまざまな相談にのってもらっているは様子は、もはや日常的な光景となっている。授業がないときは教員とおしゃべりを楽しむ生徒もおり、特に人気のある教員には毎日のように生徒が群がっている。生徒が登校するときにお菓子を買っていき、教員にプレゼントすることもしばしばある。また、授業で分からなかったことも自分の空き時間を利用して、教員に聞きに行くというのがメジャーである。教員も生徒と同様にⅠ・Ⅱ・Ⅲ部(A・B・C勤務)に分かれており、なかなかⅠ部の生徒がⅢ部の教員と顔を合わす機会が少ない。逆も然り。Ⅲ部の生徒には給食があり、給食はある教員から言えば「上の中」らしい。県内一給食がおいしい高校は糸島高校の定時制らしい。

予餞会(卒業生を送る会)

予餞会では、教員たちが生徒へ送る贈り物が大人気で、生徒の中で毎年注目されている。

2005年度・・・着物ならず、浴衣を身にまとった先生たちが「マツケンサンバ」を踊り大盛り上がり。一人の先生が真っ白なメイクで「マツケン」に扮して踊りを踊っていたが、あれはどう見ても「ばか殿」だった。

2006年度・・・我が青松の「修二と彰」(男性教員2名)が「青春アミーゴ」を壇上で熱唱し、女子生徒の人気を取った。

2007年度・・・ドラえもんとピカチュウの着ぐるみを着た男性教員2名とイケ面と呼ばれている男性教員4名が「KAT-TUN」を踊り、会場を沸かせた。その後、10名ぐらいの教員たちが「マブダチ」の替え歌を歌いながら踊ったが、踊りは完璧だったが、マイクのスイッチが入っておらず歌が聞き取れなかったという意見もあった。

基本的に踊る教員たちは年齢も若くノリがいいため、一瞬予餞会はライブと化す。教員たちも、いろいろと忙しい中生徒のためにたくさんの思い出を残してくれる。これが青松のすばらしいところでもある。