ノート:真珠夫人

あらすじが大幅に間違っているとおもわれます 勝平の職業は文春文庫　真珠夫人　ISBN4-16-741004-4 p87行13から引用すれば 　戦争が始まる前は、神戸の微々たる貿易商であったが、偶々持っていた一隻の汽船が、幸運の緒を紡いで極端な遣繰りをして、一隻一隻と買い占めて行った船が、～（中略）～三年後の今は、千万円を超す長者になっている。

との記述にあるように勝平は明示的には示されていないにせよおそらくは貿易商の成金であり高利貸しではありません。 おそらく粗筋を記述した方は小説を読んでいないものと思われます。 当然に後段の消費者金融の圧力云々の記述も不適当なものであり、早急に除去されるべきであると思います。

ほかにも瑠璃子は泣く泣く妻になったのではなく、敢えて勝平の妻になることで「金の力が万能ではないという事をおもい知らせてやるために」なったのであったり、後半部分全体の記述がぬけていたりと全面的に削除、書き直しが必要です。 また全体として二次作品たるドラマの記述に比して小説の粗筋や登場人物の記述が貧弱であり追記される必要があると思います。