ノート:点粒子

ページのコンテンツが他言語でサポートされていません。

点粒子[編集]

  • 量子力学や高エネルギー物理学において、素粒子は点として扱われている。そのために、種々の無限大が発生して計算式を破綻させている。点に広がりを持たせて無限大を回避する研究は湯川秀樹博士の素領域理論をはじめ、大勢の物理学者が次々と挑戦して夢破れた懸案だった。高エネルギー物理学の歴史は、「広がりを持った素粒子」のアイデアの墓場だと言っても過言ではない。超弦理論はその「点」をプランクスケールでの「ひも」として扱うことで無限大の困難を回避しようとしている。しかし、プランク・スケールではあっても完全な点ではないために物理的曖昧さが残されているとする指摘もなされている。「広がりを持った素粒子」のアイデアを実現する可能性は残されている。

出典:講談社出版、竹内薫著「超ひもとはなにか」。--hikari368 2014年11月27日 (木) 17:32 (UTC)