コンテンツにスキップ

ノート:滑腔砲

ページのコンテンツが他言語でサポートされていません。

「APFSDSを回転させると貫徹力が落ちるから」というよりは,「KE弾で貫徹力を増すためには,より細長くしていくことになるが,この場合,スピンでは弾道の安定が得られなくなる(味噌擂り運動) ため,スピンさせずにフィン安定を使う」のが,APFSDS と滑腔砲の組合せだと思うのですが。yusasa 2004年11月4日 (木) 14:24 (UTC)[返信]


APDSFS(というよりは高LD比APDS)に滑腔砲を用いるのもスピンをかけないためであって、初速云々などという事はあり得ない。APDSを例外として、安定翼により直進性を得ている砲とライフル砲では、基本的にライフルの方が精度は高い。APDSについてのみ、上にあるとおり、一定以上のLD比を持つ場合(すなわち高威力になればなる程)スピンによる安定を得られないことからAPDS-FSにする。 また、APDSFS「だから」高初速を必要とするのではなくて、高初速にする「ために」APDSが作られ、それが進化してAPDSFSになっている。APDSFSはその威力を発揮するために高初速を要求する(質量は通常のAPより小さいのだからその分速度がなければ威力が小さくなるのは当たり前のことである)が、当然ながら、塑性流動によるAPDSFSの破壊原理がAPDS開発当時に明らかになっていたものでもない。

本稿における記述に合理的な根拠があるというのなら示していただきたい

そもそも、ライフリングの溝で生じる燃焼ガスの前方への漏洩が問題になる様な工作精度しか出せないのであれば、同等の技術で製作された滑腔砲からは比べものにならないほどのガスが漏れる事が見込まれる ライフルでは弾帯をライフリングに食い込ませるが、滑腔砲ではそれが不可能だからである。それどころか現代の銃においても、スラッグ弾を使用する散弾銃(語義に少々矛盾があるが、滑腔銃身の銃)とライフル銃を比較すればライフル銃の方が遙かに威力が高い。同時に、運動量の程度を考えれば、ライフルからの漏洩程度のガス量であれば総薬量を増やして解決すれば問題無い。漏洩を保証する部分については、致命的な反動をもたらさないからである。スピンに使われるエネルギーも同様である

加えて、本稿にある 従来のライフル砲では(略)が問題になった。このため(略)滑腔砲が開発された。(略)近代における世界最初の滑腔砲はソ連のT-62に搭載された55口径115mm滑腔砲 U-5・・・ のU-5砲のページでは "D-10シリーズを設計した第9火砲工場設計局(旧 国営第9ウラル重機械工具製造所)のペトロフ技師の設計チームは、まず、従来の100mmライフル砲をもとに高初速化したD-54 100mmライフル砲を開発したが、これはコストが高く、また、APDS弾使用時の装弾筒の分離などに不具合があった。このことから、同砲をもとにして115mm口径の滑腔砲を開発することが決定された。" と、ある。話の流れが無茶苦茶である