ノート:慶安御触書

ページのコンテンツが他言語でサポートされていません。

出典について[編集]

山本英ニ氏は信州大学教授で、立派な日本近世史の研究者の方です。氏は各地に残る年貢割付状の呼称などから「慶安の御触書」に関する成立史をまとめておりまして、フィールドとなった山梨県の県史に成果の一部が文章化されています。氏の論説は精緻であり、その後の研究史の動向は私は不案内なのですが、「個人の研究」として排除してしまえるものではありません。

当記事に関する出典未整備な部分は、私が、そのうち折を見て原典を確認した上で補完しておきますので、該当部を削除なさらないようお願い致します。--でここ会話2013年9月28日 (土) 14:15 (UTC)[返信]

情報 横から失礼します。この記事の履歴を拝見したのですが、でここ会話 / 投稿記録 / 記録さんの仰っているのは「慶安御触書が幕法か否か」という件についてでしょうか。履歴を拝見しますと、慶安御触書が幕府の法令ではないとする説に対して、IP:220.100.53.71会話 / 投稿記録 / 記録 / Whoisさんから「中学校歴史教科書にさえ採り上げられる項目が偽書とは思えない」「個人の研究レベル」とかなり辛辣なご意見が出されています。慶安御触書が実際には幕府の法令でなかったというのはかなり有名な話ですから、いまだに慶安御触書が幕府の正式な法令だと信じてらっしゃる方がいるとは若干驚いたのですが……。ちなみに「中学校歴史教科書にさえ採り上げられる」との指摘がありますが、今現在の教科書においては、慶安御触書に関する記述は既に訂正されているようです。上記山本先生の言葉を借りれば「教科書から姿を消してしまった」(山本英二「『慶安の御触書』は実在しない」『文藝春秋』91巻12号、文藝春秋、2013年11月1日、311頁。)というほどの状態だそうです。当該記事には、慶安御触書の実在性を疑問視する説を掲載している、山川出版社さんの高等学校用教科書『詳説日本史B』の記述も引用されておりました。私は現役高校生ではないので当該教科書の実物は確認できないため、高等学校用教科書の市販版として同社が発行している『もういちど読む山川日本史』五味文彦鳥海靖編『もういちど読む山川日本史』山川出版社、2009年、155頁。)の方を確認いたしました。そちらには慶安御触書が幕府の法令であるかのように誤解されるに至った経緯がかなり詳しく記されておりました。このような状況から見て、慶安御触書が幕府の法令ではないとする説は広く認められており、少なくとも「個人の研究レベル」と片づけられるようなレベルではないと思います。--Taiwaan会話2013年10月20日 (日) 19:36 (UTC)[返信]
報告 Poohpooh817会話 / 投稿記録 / 記録さんによって「Category:江戸幕府の法令」が附与されたのですが、除去いたしました。既に教科書等の記述も書き換えが進んでおり、慶安御触書は幕府の法令ではなかったとする説が広く認められている状況かと思います。幕府の法令でないにもかかわらず、記事に「Category:江戸幕府の法令」を附与するのは実態に合わないため、カテゴリを除去いたしました。--Taiwaan会話2013年12月16日 (月) 18:44 (UTC)[返信]