ノート:多世界解釈

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内容に異議[編集]

「多世界解釈の難点」の内容に異議があります。世界間を往来できるならば書かれているような難点が生じますが、そのような往来は出来ないものと考えるべきと思います。むしろ問題は、ベルが指摘したように、波動関数の固有関数展開に広い任意性があることと、測定装置とその他の部分との境界が曖昧であることではないでしょうか。参考文献 J.S.Bell, Speakable and Unspeakable in Quantum Mechanics, Cambridge UP, p.p. 93-99 (Shinichi.m 2005年11月21日 (月) 10:51 (UTC))[返信]

節にしました。--124.108.255.88 2016年1月9日 (土) 10:46 (UTC)[返信]

素朴な疑問[編集]

本文には、多世界が主観的な物と書かれているけれど、これは多世界解釈派の合意事項なのでしょうか。エヴェレットの定式化から導かれる帰結ではないので、合意事項とは思えないのですが。

あと、「多世界解釈の登場するSF」として挙げられた作品には、明確に多世界解釈であるとは示されずに、単なる平行宇宙論に留まっている物もあるようです。量子力学のド素人ことryon 2007年1月27日 (土) 16:18 (UTC)[返信]

定義部変更[編集]

第1段落の内容が、多世界解釈もしくはエヴェレット解釈についてなにも触れていないものであり、観測問題に対する解釈の説明としても適切さを欠くものであると思われましたので変更させていただきました。--Htkym 2007年2月2日 (金) 09:34 (UTC)[返信]

多世界解釈は、波動関数と確率解釈に対する解釈であって、観測問題に対する解釈ではないはずです。そもそも、観測問題は解釈で解決する問題ではないはずです。また、「宇宙が多世界に分裂する」とする解釈も多世界解釈の解釈ではなかったはずです。以上について、冒頭文を修正しておきました。--量子力学のド素人ことryon 2007年2月2日 (金) 15:09 (UTC)[返信]

概要部変更[編集]

冒頭で、

  • もっと、細かく条件を限定して言えば、波動関数の写像は単射であるが、収縮の写像は単射ではない。そこで、写像が単射となる条件を満たすように定式化した物がエヴェレットの定式化である。

とありますが、ユニタリー変換は(ヒルベルト空間からヒルベルト空間への写像と考えた場合)たしかに単射ですが、収縮現象を(ヒルベルト空間からヒルベルト空間への)写像だと捉えた場合、確率がはいるので、普通の意味での写像と解釈できず、単射という表現は不適当だと思います。また、密度行列から密度行列への写像と考えた場合、単射になります。

そもそも、エヴェレットの定式化(式自体の初出はフォンノイマン)は、ユニタリー変換であるよう定式化したものだと記憶してます。従って、訂正が必要だと思われます。

220.209.113.174 2007年2月3日 (土) 06:09 (UTC)[返信]
単なる定式化の説明に留まらず、多世界解釈を説明するには、収縮がユニタリー変換でない理由、どのようにすればユニタリー変換となるのかの説明が必要であると思われます。でなければ、どのような定式化が為されて、それがどのように多世界解釈へとつながるのかがハッキリしないからです。独自の調査とならないよう、ユニタリー変換とそのリンク先の全単射の記述から引っ張り出して書いたものが、本文の記述です。その記述が正確さに欠くということであれば、より正確な記述に訂正することはノートでの議論を必要としないと考えます。--量子力学のド素人ことryon 2007年2月3日 (土) 06:34 (UTC)[返信]

改名提案[編集]

現在の記事名は「エヴェレットの多世界解釈」ですが、「多世界解釈」への改名を提案します。

多世界解釈という言葉は教科書でも論文でも一般書でも使われますが、わざわざエヴェレットという修飾をつけて書かれることは少ないです(「エヴェレット解釈」ならそこそこ使われますが)。 またエヴェレットのオリジナルの解釈とデウィット以後の解釈は違っており、この記事はエヴェレットの当初の解釈のみについて解説する記事ではないので、記事名にエヴェレットとつけるとその点で誤解も生じます。 主要な他言語版を調べましたが、フランス語版以外は単に「多世界解釈」という記事名になっています。--Maulits会話2021年10月20日 (水) 15:56 (UTC)[返信]

賛成 エヴェレットだけが多世界解釈を議論しているわけではない(寧ろ現在まで継続している)ので、特別「エヴェレットの」と冠する必要性はないと思います。ただ、命名の問題はともかくエヴェレットの1957年頃の仕事がオリジナルであることは強調しておくべきで、それとは別にデウィットの具体的な貢献がどこにあるのかは補足する必要がありそうです。 Glayhours会話2021年10月21日 (木) 00:15 (UTC)[返信]

報告 改名実行しました。--Maulits会話2021年10月30日 (土) 18:34 (UTC)[返信]

批判[編集]

多世界解釈の最大の批判はデコヒーレンスが計算上で完全に世界が分岐しないことだろう。ただし、出典として適切なものが手元にないので保留。--220.105.228.218 2022年8月15日 (月) 11:43 (UTC)[返信]

追記済み。--220.105.228.218 2022年8月26日 (金) 11:31 (UTC)[返信]

多世界解釈とエヴェレット解釈の混同について[編集]

特に厳密性を求めない学問の外の分野で混同されている文章を散見しますが、百科事典としてはそういう事象も取り上げた上で厳密には違う旨も言及した方が良い様に思います。とは思うものの上手い言い回しが出てこないので、書けそうな方居られましたらよろしくお願いします。--2400:4150:4083:D800:44D7:9FA6:7C0B:E0CB 2022年12月6日 (火) 15:55 (UTC)[返信]

一般論として、藁人形論法的になりがちであり、多世界解釈そのものの紹介という趣旨からは外れる上、誤解を再生産する危険があるので記事には含めるべきではないと思います。
ただし「多世界解釈に関する誤解」のような題で立項できるほど資料があるなら、別記事で作成することは良いと思います。--Glayhours会話2022年12月6日 (火) 22:43 (UTC)[返信]