ノート:四書五経

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読みについて[編集]

「ししょごけい」とルビをふった事例の提示願います。先回りして申し上げると、『アジ歴』第3巻や『諸子百家の事典』27頁などは「ごけい」というルビあるいは読みを提示していません。管見では、四書とセットとなったときは「ししょごきょう」以外のルビを見たことがありません。「五経」単独では「ごけい」とよぶことは非常に・非常にまれながらあるかもしれませんが、孔子の読みに「くじ」という読み方を加えていないように、書く必要があるとは思いません。

後、漢音は標準ではありません。六経・九経・十三経は「けい」ですが、『詩経』・『書経』・『易経』・『五経正義』・『五経大全』・「五経博士」と全て呉音の「きょう」と通常読みます。また『礼記』・『周礼』・『儀礼』の礼も「らい」と呉音で読みます。ついでにいえば孔頴達の孔も呉音の「く」と読みます。--218.221.3.16 2007年2月4日 (日) 15:46 (UTC)[返信]

ここのところ、当該記事を覗いていなかったので返事が遅くなり、すみません。ネット上での典拠ではたぶん弱いと思うので提示はしませんが、私自身は何度かの機会に「ごけい」という表記を目にしたことがあります(文献上ではほとんど読みが記されないので特に「ここでそう読まれていた」という例をすぐ挙げられません。申し訳ありません)し、耳で聞いた覚えもあります(もちろん「ごきょう」の方もそれ以上に聞いています)。言い訳のようになってしまいますが、私は何も「ごきょう」という読みを否定してるわけではなく、漢音で読まれることもあるよというつもりで併記しただけなので、それほどはっきり否定されるとは思いませんでした。(もちろん孔頴達はじめいろいろ挙げておられる呉音の読みは当然私も存じており、またそれらの呉音読みを否定するつもりも全くありません。一部の世界史教科書で「くようだつ」と「こうえいたつ」が併記されているのを見たことはありますが)。経典を「けいてん」と読んで、仏教の「きょうてん」と区別する方もおられますし、たとえば「じょうげん」と読まれることが多い鄭玄がWikipediaでは漢音の「ていげん」の読みも併記してあるのと似たような感覚で、私自身「ごけい」を聞いた経験もあったことから割合軽い気持ちで漢音読みを挿入したところ、その後からすぐに「漢音では読まない」と断定調に消されてしまっていたので、いったん戻しただけの話です(その際コメント欄で「標準」と書いてしまったのは言い過ぎでしたが)。しかしながら私としては特に「ごけい」でなければならないという強い使命感を持って挿入したわけではないので、波風を立ててしまったようなら私の本意ではありません。今後はこの件に関しては編集しないことにいたします。大変ご迷惑をおかけしました。--トホホ川 2007年2月16日 (金) 09:48 (UTC)[返信]