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あやふやなのでノートで。

西欧などで爵位を有する人または、騎士(勲功爵など)の爵位・称号に叙せられた人への敬称。「Sir」の和訳。

とありますが、卿はSirだけでなくLordの訳でもあったはずです。ですから卿と呼ばれるのは騎士と准男爵だけでなく、公爵以外の貴族も卿をつけて呼ばれます(公爵のみはLordではなくGrace)。たとえばロス卿のように。

イギリスなど西欧における貴族または騎士への敬称としては、名字ではなく名の下に卿とつけるという。

とありますが、これはSirが一代貴族であり、世襲されないので名(もしくはフルネーム)につけるだけだったと思うのですが。世襲貴族の場合すなわち上記のLordの場合は違ったと記憶していますが。

それから、

強いていうなれば東洋、とりわけ日本での方が重く扱われる。

には根拠があるのでしょうか?できれば「重く扱われる」とはどういうことか、そしてそれはなぜかを説明していただきたいのですが。そうでなければこれはPOVではないでしょうか。―霧木 諒二 2005年9月12日 (月) 23:19 (UTC)[返信]

正確でない、誤解を生む表現等もあったようで、ご指摘頂いた点については訂正頂いて結構です。「重い云々」というのはやや正確性を欠いていました。意味としては英語で表現される場合の卿とは有爵者であれば公爵以下ナイト爵に至るまで多用されるところですが、日本や中国の場合、二人称として用いるケースを除いては律令官制における閣僚の職名や三位以上の公卿に限定されることからかように書きました。ちなみに、英語の場合の卿は便宜的にあてられているだけですから、異なる概念のものを比較することには確かに意味がありませんが、英語文献の和訳では「卿」として表現されるため、概念の混同がされやすい部分があると感じました。正確な表現ではなかったかもしれませんね。要は日本では高位者のみ、欧州では高位者も用いるが、下級の貴族も用いるという点をいいたかったのです。