ノート:二条斉敬

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「元の如し」の使い方がまちがっていたので訂正した。「元の如し」とは「本来ならばここで辞任すべきところを留任した」という意味である。清華家以下の貴族ならば、従三位への昇叙にともなって、近衛中将は自動的に解任となるが、摂関家の特権として特別に留任が認められる。だから「公卿補任」にはそのことを「元の如し」とあえて注記する。摂関家であっても、大納言になれば近衛中将を兼ねることはあり得ないので自動的に解任となる。当然のことであるので「公卿補任」にはあえて中将を辞退した旨は記載しない。また近衛大将も一般的には大納言が兼ねる官職であり、大納言から大臣に昇進すれば辞退するが、近衛大将を兼ねたまま大臣となるケースもあり、そのときは「元の如し」と注記する。

また、官職が昇進しないまま位階が昇叙した場合に「内大臣元の如し」「左近衛大将元の如し」などと表現することはありえない。たとえば正二位で内大臣となり、内大臣のまま従一位となることは、ごくありふれたことで、ことさらに注記するに値しない日常茶飯事である。位階の昇叙にともなって当然に官職を辞任するということは、少なくとも「公卿補任」に掲載されるほどの地位の貴族であればありえないことである。従ってわざわざ「元の如し」と書くことはしない。公卿となった貴族の履歴を記事にするなら、その程度の初歩的知識は押さえてから「公卿補任」を参照してもらいたい。

この記事に限らず、ほとんどの公家の記事はこの点を理解しないまま書かれた誤った記述が放置されている。管理者が主導してプロジェクトを組み、組織的に是正措置を執るべきである。--116.81.235.1 2016年3月29日 (火) 15:47 (UTC)[返信]

ご高説ご尤もかと存じますが、個別の人物項目で指摘しても詮の無いことですので、プロジェクト‐ノート:日本史あたりにご提起いただくのが宜しかろうと存じます。なお、Wikipediaの管理者は「通常の記事の編集作業や、方針・ガイドラインのような内部ルールの制定・改訂などにおいては、管理者と一般利用者は同等であり、管理者が特別な義務や権限を持つわけではない」と定めがあるところでもございますので、管理者主導で「是正」措置を行うのは困難と思慮致します。ちなみに、ご指摘の件については当方も懸念は持っておりますが、如何せん体力的(時間的)に対応が難しいので、平安時代後期以降はほぼ放置している状況です。--Snap55会話2016年3月29日 (火) 16:22 (UTC)[返信]