ニデック

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株式会社ニデック
NIDEK CO.,LTD.
20080719 NIDEK.jpg
ニデック本社
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
443-0038
愛知県蒲郡市拾石町前浜34番地14
北緯34度49分8.2秒
東経137度12分9.6秒
座標: 北緯34度49分8.2秒 東経137度12分9.6秒
設立 1971年昭和46年)7月7日
業種 精密機器
法人番号 4180301011237
事業内容 眼科医療機器の開発、製造、販売
代表者 代表取締役社長 小澤 素生
資本金 4億6,189万円
売上高 424億0500万円(2019年03月31日時点)[1]
営業利益 18億7800万円(2019年03月31日時点)[1]
経常利益 18億7600万円(2019年03月31日時点)[1]
純利益 14億4000万円(2019年03月31日時点)[1]
純資産 202億9100万円(2019年03月31日時点)[1]
総資産 423億9100万円(2019年03月31日時点)[1]
従業員数 1,650名(2019年3月31日現在)
決算期 3月
外部リンク https://www.nidek.co.jp/
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株式会社ニデック(にでっく)は、愛知県蒲郡市に本社を置く眼科医療機器の開発・製造・販売、レンズ、光学部品フィルター類のコーティング加工および人工視覚の研究開発を行っている企業である。

事業領域 「視覚を開発する技術 OPTO ELECTRONICS FOR EYE」1971年の創業当時はOptics(光学技術)とElectronics(電子工学)をもとにして設立の目的を達成することを目指していました。創業25周年を迎えた1996年平成8年)にニュードメイン「Eye & Health Care」が制定された。目だけではなく身体全体に事業領域を拡大。

概要[編集]

ニデックは1971年昭和46年)7月7日に従業員7名で設立された。創業当初は「目」という分野に絞って事業展開してきたが、近年では「目と身体」というように、「目」とそれ以外の新しい分野に積極的に取り組むことになった。1996年平成8年)には「目と身体(からだ)」ということで新しいスタートを切ることとなり、「Eye & Health Care」を制定して、事業領域の展開を図っている。

販売拠点は日本国内のみならず海外へも展開しているにもかかわらず、製造・開発拠点は事務機能を除き、地方都市の愛知県蒲郡市に集中している。なお、輸出比率は60%を超えておりニデックの製品は世界中のドクター、眼鏡店等で見ることができる。有名な機器は「気球の見える機械」こと自動視力測定器(オートレフケラトメーター、ARK-1等)がある。また、眼科専用電子カルテ「NAVIS(ネイビス)」も多くの眼科医で利用されている。

主な事業内容[編集]

  • 医療分野
    • 眼科医向け、検査・診断装置、眼内レンズ、手術装置の開発・設計・製造・販売・修理および輸出入
  • 眼鏡機器分野
    • 眼鏡店向け自動検眼システム、測定機、加工機の開発・設計・製造・販売・修理および輸出入
  • コーティング分野
    • 眼鏡レンズ、光学部品、フィルターのコーティング加工・販売および輸出入
  • 研究分野
    • 人工網膜システム研究開発
  • 産業機器  フラットネステスター

社名の由来[編集]

小澤秀雄を始めとする創業メンバーが日本を代表する有名な企業、世界に羽ばたく企業になることを願い命名した。当時の日本の代表企業は、日立三菱東芝松下電器など社名に「タ行」が含まれていた。また、小澤本人が光学メーカーのコダックに尊敬と憧れのようなものを感じたことから、タ行あやかり願望とコダックをかけてニデックが誕生した。

事業所[編集]

国内[編集]

  • 本社(愛知県蒲郡市拾石町前浜34番地14)
  • 東京事務所(東京都文京区本郷三丁目22番5号 住友不動産本郷ビル)
    • 国際部
    • 医療営業部東京支店
    • 眼鏡営業部東日本エリア
  • 工場
    • 拾石工場(愛知県蒲郡市拾石町前浜34番地14、本社内)
    • 浜町工場(愛知県蒲郡市浜町67番地4)
    • 鶴ヶ浜工場(愛知県蒲郡市浜町23番地1)
    • 東浜工場(愛知県蒲郡市浜町73番地1)
    • 大沢工場(愛知県蒲郡市形原町大沢27番地4)
  • 国内支店
    • 札幌、仙台、埼玉、東京(東京事務所内)、横浜、蒲郡、金沢、京都、大阪、高松、広島、福岡, 千葉営業所

海外(現地法人)[編集]

  • ニデックINC.(アメリカ
  • ニデックS.A.(フランス
  • ニデックテクノロジーズs.r.l(イタリア
  • 上海・ブラジル・シンガポール・韓国・常熱(中国)
  • 北京・ドバイ 駐在員事務所

沿革[編集]

  • 1971年昭和46年)7月7日 - ニデック設立。
  • 1971年(昭和46年)8月8日 - 創業。
  • 1973年(昭和48年)5月 - 国産初の光凝固装置(レーザー手術装置)を発表。
  • 1974年(昭和49年)6月 - マルチコート生産開始。
  • 1976年(昭和51年)3月 - 拾石工場を新設。
  • 1977年(昭和52年)5月 - 国産初のアルゴンレーザー光凝固装置を発表。
  • 1979年(昭和54年)4月 - ニデック販売設立。
  • 1982年(昭和57年)12月 - ニデックINC.(米)を設立。
  • 1984年(昭和59年)8月 - 浜町工場を新設。
  • 1985年(昭和60年)6月 - 眼内レンズ発売開始。
  • 1986年(昭和61年)5月 - ヤグレーザー手術装置を発表。
  • 1986年(昭和61年)9月 - 15周年を記念して蒲郡市へ眼科医療機器を寄贈。
  • 1988年(昭和63年)4月 - ニデックS.A.(仏)を設立。
  • 1988年(昭和63年)11月 - ニデックテクノロジーズINC.(米)を設立。
  • 1989年平成元年)1月 - 超音波白内障・硝子体手術装置を発表。
  • 1989年(平成元年)2月 - 東京事務所開設(国際部)。
  • 1989年(平成元年)9月 - パターンレスエッジャーを発表。
  • 1989年(平成元年)11月 - 鶴ヶ浜工場を新設。
  • 1991年(平成3年)4月 - 立体眼底カメラ3-DXを発表。
  • 1992年(平成4年)5月 - ノンコンタクトトノメーターを発表。
  • 1992年(平成4年)6月 - エキシマレーザー1号機完成。
  • 1996年(平成8年)9月 - ニュードメイン「Eye & Health Care」発表。
  • 1996年(平成8年)10月 - 東浜工場を新設。
  • 1997年(平成9年)6月 - 富山化学工業と業務提携。
  • 1997年(平成9年)6月5日 - ISO9001認証取得。
  • 1998年(平成10年)4月 - エキシマレーザーPTK手術で厚生省の承認を取得。
  • 1998年(平成10年)7月15日 - 眼科医療用医薬品の販売を開始。
  • 1998年(平成10年)10月30日 - 27年間毎朝のラジオ体操を励行している実績が認められ郵政大臣より表彰される。
  • 1999年(平成11年)2月 - INAX富山化学工業ならびに三菱UFJキャピタルと共同出資により、ティッシュ・エンジニアリングを技術ベースに再生医療を事業領域とする企業として愛知県蒲郡市に設立。生物工学研究所を新設。
  • 2000年(平成12年)1月 - エキシマレーザーPTK手術に続きPRK手術で厚生省の承認を取得。
  • 2000年(平成12年)4月 - エキシマレーザーLASIK手術で米国FDAの承認を取得。
  • 2000年(平成12年)7月 - 大沢工場を新設。
  • 2000年(平成12年)12月28日 - ISO14001認証取得。
  • 2001年(平成13年)4月 - ニデックテクノロジーズアメリカINC.(米)、ニデックテクノロジーズSRL(伊)を設立。
  • 2001年(平成13年)8月 - 視覚研究所を立ち上げ、人工視覚開発に着手。
  • 2002年(平成14年)1月 - ニデックテクノロジーズSRLドイツ支店を開設。
  • 2002年(平成14年)10月11日 - 消防団関係優良事業所として愛知県知事表彰を受ける。
  • 2003年(平成15年)9月 - 次期眼科診断機器の開発の契約をハーバード大学スケペンス研究所と締結。
  • 2004年(平成16年)3月 - 愛知県内の製造業で独自の技術を持ち、全国的にもトップクラスの企業を選ぶ愛知ブランド企業に認定される。
  • 2004年(平成16年)4月 - ニデック、ニデック販売が合併。
  • 2004年(平成16年)5月 - 代表取締役 小澤秀雄が「旭日小綬章」を受賞。
  • 2005年(平成17年)7月 - 2005年日本国際博覧会「愛・地球博」NEDO(独立法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)パビリオンにて、人工視覚の試作機を展示。
  • 2006年(平成18年)4月 - NIDEK INC.と、NIDEK TECHNOLOGIES AMERICA INC.が合併。
  • 2006年(平成18年)12月 - 北京に駐在員事務所を新設。
  • 2007年(平成19年)10月 - 日本光電工業株式会社と両社の製品を相互に販売する提携を結ぶ。
  • 2007年(平成19年)11月 - 眼鏡店向け“サポートセンター”開設。ドバイに駐在員事務所を新設。
  • 2008年(平成20年)6月 - 代表取締役会長に小澤秀雄、代表取締役社長に小澤素生が就任。
  • 2008年(平成20年)12月 - 浜町工場 第2棟を新設。
  • 2009年(平成21年)6月 - 創業者 小澤秀雄が逝去。享年79歳。
  • 2009年(平成21年)7月 - 光干渉断層計 RS-3000を発売。
  • 2009年(平成21年)10月 - 最終消費者向けにコーティング製品のWeb販売を開始。
  • 2010年(平成22年)6月 - 上海に駐在員事務所を新設。
  • 2010年(平成22年)9月 - NIDEK DO BRASIL(ブラジル)を設立。
  • 2010年(平成22年)11月 - 2010年日本APECにおける展示事業「JAPAN EXPERIENCE ~日本の知恵と技術の体験空間~」にて、ネックスロードシステム NZ-1を政府展示として出品。

アクセス[編集]

関連企業[編集]

脚注[編集]

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外部リンク[編集]