ドッグスポーツ
ドッグスポーツとは、一定のルールに従って犬の身体機能と技能を競う競技である。幅広い活動を含み、人間(ハンドラー)が参加するものと、犬だけで行うものとがある。
欧米ではテレビ媒体で放映される程の人気を誇るアジリティ等から、一部の熱狂的なファンによってのみ続けられている競技もあり、ヒトの行う文化的アクティビティの発展とともに、日々新しいドッグスポーツが生まれていると言っても過言ではない。

定義[編集]
犬(または犬と人のチーム)同士が競うスポーツ競技。
犬のみが行う競技は、個体のもつ本能や身体能力等、犬種の特性を生かしたものが多く、例としてレーシング、バーンハンティング、闘犬等が挙げられる。
犬と人間が共同で行う競技は、犬の身体能力に加え、人間の指示のもとに犬が身に着けた特別な技能を競うものが多く、例として服従競技、牧羊競技 などが挙げられる。
ドッグスポーツのリスト[編集]

以下は、幅広いドッグスポーツの一覧である。一部で「ドッグスポーツである」と認知されている新興のスポーツ競技も含む。
- ドッグショー、及びショーマンシップ競技
- 狩猟競技(Hunting_dog)
- フィールド・トライアル
- レトリービング・トライアル (Retriever)
- バーンハンティング[1]
- キツネ狩り
- アライグマ狩り(クーンハウンド・フィールドトライアルCoon_hunting)
- ハウンド・トレイリング(Hound trailing)
- 防衛競技(List_of_protection_sports)
- シュッツフント(Schutzhund)
- フレンチリング
- 探知・追跡競技(Tracking_trial) フィールドトライアルや防衛競技の一環として組み込まれていることが多い。
- トラッキング
- マントレイリング(Mantrailing)
- Caniteering
- ノーズワーク
- 水辺の競技
- ウォータートライアル
- ドックダイビング(Dock jumping)
- ドッグサーフィン(Dog surfing)
- 服従競技
- オビディエンス・トライアル(Obedience trial)
- ラリー・オビディエンス(Rally obedience)
- ドッグパルクール
- ドッグダンス(Musical canine freestyle、Heelwork to music)
- カニン・ドレサージュ
- 牧羊競技
- レーシング
- グレイハウンドレーシング(Greyhound racing)
- グレイハウンド・ジョッキー(Greyhound_jockey)
- ウィペットレーシング
- テリアレーシング
- ウィンナーレーシング(ダックスフントレース(Dachshund racing)
- コーシング(Coursing)
- ルアーコーシング(Lure coursing)
- フライボール(Flyball)
- 牽引競技
- 犬ぞりレース
- スキージョアリング(Skijoring)
- バイクジョアリング(Bikejoring)
- スクータリング(Dog scootering)
- ウィルチェア・マッシング(wheelchair-mushing)
- カーティング(Carting)ドラフティングと呼ばれることもある。
- ウェイトプル(Weight pulling)
- ケーナインX(Canicross) オフシーズンの橇犬のトレーニングの一環として生まれたクロスカントリースポーツ。
- 闘犬 ドッグスポーツとして最も古くから行われてきたもののひとつ。
参考文献[編集]
・Sundance, K. (2010). 101 Ways to Do More With Your Dog: Make Your Dog a Superdog with Sports, Games, Exercises, Tricks, Mental Challenges, Crafts, and Bonding. Beverly, MA: Quarry Books.
外部リンク[編集]
・Daily Dog Walker UK
・35th Annual Canadian German Shepherd Dog Championships and Sieger Show