トイレボール

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トイレボールは、トイレにて使用される芳香剤または洗浄剤の一種で、別名便所ボールとも呼ばれる。

概要[編集]

トイレボールの代表的なものはパラジクロロベンゼンが主成分の球体の薬剤で、蛍光ピンク、蛍光イエロー、蛍光グリーンなどの色がある。この薬剤は、パラジクロロベンゼンの他に香料や洗浄剤などが入っており、便器~配水管への尿石付着防止、防臭消臭の役目を果たす。トイレのにつるされるもの、男性小便器に直接投入されるものがあり、小便器に投入されるものは、男性の放尿時の目標にされやすく、動かすことを目的としたり、割ることを目的とする人が多い。

最近では、パラジクロロベンゼンの有毒性から排除の動きが活発になっていたり、これに代わる物としてサニタイザーディスペンサーと呼ばれる薬剤供給装置(Sanitizer dispenser)を男性用トイレでは小便器に、女性用トイレでは和式、洋式大便器への給水管に組込み設置され便器に尿石防止の洗浄薬剤を供給して尿石付着を防止したトイレが増えたり、尿が流れやすい便器が普及するなどの理由で、蛍光のボールは見かけることが少なくなってきている。ただし、パラジクロロベンゼンは通常の使用の範囲ではヒトへの健康被害の根拠は示されておらず、空気中では数ヶ月間で無害化されるため、閉鎖的なトイレで極端な吸引をしなければ危険性は少ないともいえる。

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