デリック (死刑執行人)

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デリックDerrick)は、イングランド王国(現イギリス)のロンドンで任官されていた死刑執行人である。

出身地、生年月日など出自については不明な点が多く、フルネームにはトーマス・デリック(Thomas Derrick)やゴドフリー・デリック(Godfrey Derrick[1]などの諸説がある。

来歴[編集]

1500年代後期から1610年まで死刑執行人を務め、3000人以上を処刑した。

強姦罪により死刑を宣告されるが、エセックス伯ロバート・デヴルーにより、死刑執行人となることを条件として免責された。皮肉にもロバート・デヴルーは自分が任命した死刑執行人のデリックによって処刑(斬首刑)されることとなった。

デリックは(2013年現在の日本における執行のように)高いところから落として吊るのではなく、引っ張りあげて吊ることを考案した人物でもあり、一種のクレーンの名前の由来にもなった(後述)。

1610年に引退すると助手のグレゴリー・ブランドン死刑執行人の職を受け継いだ。

エポニム[編集]

広義のクレーンのうち巻上げ機械が本体とは別構造のものを指すデリックは、彼に由来する[1]。「クレーン等安全規則」などでは、狭義のクレーンと区別する。

著名人の死刑執行[編集]

出典[編集]