テクセル

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テクセル: texel)は、コンピュータグラフィックスで使用するテクスチャ空間の基本単位である[1]texture element の略、または texture pixel の略とされる。画像(ピクチャー)がピクセルの配列で表されるように、テクスチャはテクセルの配列で表される。

3次元の表面にテクスチャを配置するとき(テクスチャマッピング)、レンダラが出力画像の対応するピクセルにテクセルをマッピングする。最近ではこの操作をビデオカード上で実装している。

テクセルの配置すべき位置が整数でない場合(正確にピクセルに対応しない場合)、テクスチャフィルタリングを施す。

クランピングとラッピング[編集]

テクスチャの外の位置のテクセルが必要になった場合、2つの技法を組み合わせて使用する。クランピング (clamping) はテクセルをテクスチャの大きさに制限するもので、テクスチャをはみ出した位置のテクセルは最も近いテクセルに移動する。ラッピング (wrapping) は(テクスチャの大きさ単位での)インクリメントによってテクセルを決定する。ラッピングではテクスチャを反復して敷き詰めたようになり、クランピングでは1つだけになる。

関連項目[編集]

脚注・出典[編集]

  1. ^ Andrew Glassner, An Introduction to Ray Tracing, San Francisco: Morgan–Kaufmann, 1989