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ダン・ブランシュ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ダン・ブランシュ
ダン・ブランシュ
標高 4357 m
所在地 スイス ヴァレー州
位置 北緯46度2分3秒 東経7度36分43秒 / 北緯46.03417度 東経7.61194度 / 46.03417; 7.61194座標: 北緯46度2分3秒 東経7度36分43秒 / 北緯46.03417度 東経7.61194度 / 46.03417; 7.61194
山系 ペンニネアルプス山脈
Dent Blanche
Dent Blanche
Dent Blanche
Dent Blanche (アルプス山脈)
プロジェクト 山
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ダン・ブランシュ(Dent Blanche)はペンニネアルプス山脈に属するスイス ヴァレー州の山である。標高4,357 m[1][2]。ツェルマットの約10 km西、大局的にはエラン谷(Val d'Hérens)、アニヴィエ谷(Val d'Anniviers)、マッター谷(Mattertal)を分ける尾根が収斂する位置にある。

地理

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山頂から4つの稜線が東西南北にのびる。北稜の先にはグラン・コルニエ(Grand Cornier、標高3,962 m)があり、東稜との間のグラン・コルニエ氷河(Glacier du Grand Cornier)は山の北東面の頂上近くに及ぶ。 他の面の氷河の位置は低く、フランス語で「白い歯」を意味する山の名ほど白くない。もともとダン・ブランシュはダン・デラン(Dent d'Hérens)と呼ばれていたが、地図製作者の経験不足と、地域により山の呼び方が異なっていたため、19世紀半ばまで約7 km南にある現在のダン・デランと混同されていた[3][4]。現在のダン・デランの位置にダン・ブランシュと書かれた古い地図もある。

南稜は他に比べると傾斜が緩い。南東面から南稜に沿って南下するシェーンビエル氷河(Schönbielgletscher)はツムット氷河(Zmuttgletscher)に合流し、氷河が解けた水はツムットツェルマットフィスプを通り、ローヌ川に合流する。

歴史

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初登頂は1862年7月18日、T.S.ケネディ(Thomas Stuart Kennedy)[5]、W.ウィグラム(William Wigram)、C.ウィグラム、ガイドのクロッツ(Jean-Baptiste Croz)とJ.クロニッヒ(J. Kronig)のパーティ[6]。強い風と雪という悪天候の中[7]、南稜と南西面を経由して[8]山頂に到達した。

ギャラリー

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脚注

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  1. ^ Dent Blanche (4,357 a.s.l.)”. スイス政府観光局. 2022年2月15日閲覧。
  2. ^ Alpin peak Dent Blanche (VS) - Evolène”. swisstopo. 2022年2月15日閲覧。
  3. ^ Dent d'Hérens 4174 m”. Swiss Alpine Club. 2022年2月19日閲覧。
  4. ^ Dent Blanche”. Zermatt. 2022年2月20日閲覧。
  5. ^ 作者不詳 (1895). “OBITUARY. THOMAS STUART KENNEDY 1841-1894.”. Minutes of the Proceedings of the Institution of Civil Engineers 120 (1895): 358-359. https://www.icevirtuallibrary.com/doi/pdf/10.1680/imotp.1895.19805 2022年2月14日閲覧。. 
  6. ^ Edward Whymper (1902). The Valley of Zermatt and the Matterhorn: A Guide. Murray. p. 152 
  7. ^ Edward Whymper (1870). Scrambles Amongst the Alps in 1860-'69. Lippincott. p. 116 
  8. ^ Harold Raeburn (1909). “The Dent Blanshe by the EastRidge (Col de Zinal)”. The Alpine Journal (186): 629. 

関連項目

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