タキシード (1986年の映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
タキシード
Tenue de soirée
監督 ベルトラン・ブリエ
脚本 ベルトラン・ブリエ
製作 ルネ・クレトマン
製作総指揮 フィリップ・デュサール
出演者 ジェラール・ドパルデュー
ミシェル・ブラン
ミウ=ミウ
音楽 セルジュ・ゲンズブール
撮影 ジャン・パンゼールフランス語版
編集 クロディーヌ・メルランフランス語版
配給 フランスの旗 AAA
日本の旗 アルバトロス・フィルム
公開 フランスの旗 1986年4月23日
日本の旗 1991年2月16日
上映時間 84分
製作国 フランスの旗 フランス
言語 フランス語
前作 真夜中のミラージュフランス語版
次作 美しすぎて
テンプレートを表示

タキシード』(Tenue de soirée)は、1986年フランスの映画ベルトラン・ブリエ監督・脚本によるブラック・コメディ

第39回カンヌ国際映画祭(1986年)にてミシェル・ブランが最優秀男優賞を受賞。また、第12回(1986年度)セザール賞において作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞(ブラン)、主演女優賞(ミウ=ミウ)、音楽賞、編集賞、録音賞と8部門にノミネートされ、80年代を代表するフレンチ・コメディとして高く評価されている。

日本初上映は、有楽町マリオン10階日劇で1988年10月15日から28日にかけてパリ年'88東京〜パリ友好都市提携文化交換事業として行われた東宝東和創立60周年記念「フランス・シネマ・フェスティバル」の10月18日(4日目)で、主演スター、ミシェル・ブラン、ミウ=ミウをゲストに特別上映された。しかし、会場での盛り上がりとは裏腹に、直ぐには公開にはつながらず、1991年2月に銀座シネパトスでひっそりと公開された。

2006年にはエレーヌ・ジディ=シェリュイ(クロード・ジディ監督の娘)の演出で舞台化され、テアトル・リヴ・ゴーシュで初演された(その後マルセイユなど地方巡演もしている)[1]

ストーリー[編集]

パリに暮らす売春婦のモニクと、ヒモ同然の亭主アントワーヌ。

アントワーヌは、マッチョなゲイの泥棒ボブに一目ぼれされる。以来、ボブに熱烈に求愛されたアントワーヌは、妻と3人で同居するになり、一緒に空き巣を始める。

モニクは、気の弱い亭主に愛想を尽かして一度は出て行くが、ふたたび戻って来て、女装して男娼となったボブとアントワーヌと共に街に立つのであった。

キャスト[編集]

外部リンク[編集]