スペルミジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

スペルミジン
スペルミジンの構造式
IUPAC名 N-(3-アミノプロピル)ブタン-1,4-ジアミン
別名 N-(3-アミノプロピル)-1,4-ジアミノブタン
1,5,10-トリアザデカン
分子式 C7H19N3
分子量 145.25
CAS登録番号 [124-20-9]
形状 無色固体
密度 0.925 g/cm3, 液体 (25 ℃)
融点 22–25 °C
沸点 128–130 °C/14 mmHg

スペルミジン (spermidine) はポリアミンに分類される有機化合物で、細胞代謝の際にRNAポリメラーゼの一種である酵素T7 RNAポリメラーゼを活性化するのに利用されることがある。

一酸化窒素合成酵素 (nNOS) を阻害する、DNAへの結合・誘発作用を持つ、T4 ポリヌクレオチドキナーゼ活性を誘起する、などの特徴がある。DNA結合タンパク質の精製に利用することもできる。

調整時における注意[編集]

無菌の溶液が必要な場合はろ過によって調製すべきであり、オートクレーブを用いてはならない。放置すると脱アミノ化を起こすので、凍結させて保存する必要があり、頻繁に新しい溶液を調製しなければならない。また匂いは男性の精液に酷似する。

関連項目[編集]