ストライプドバス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ストライプドバス
StripedBass.JPG
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
上綱 : 顎口上綱 Gnathostomata
: 硬骨魚綱 Osteichthyes
: スズキ目 Perciformes
亜目 : スズキ亜目 Percoidei
: モロネ科 Moronidae
: モロネ属 Morone
: ストライプドバス M. saxatilis
学名
Morone saxatilis
Walbaum, 1792
和名
シマスズキ(縞鱸)
ストライプトバス
ストライパー
英名
striped bass

ストライプドバス Morone saxatilis は、スズキ目・スズキ亜目・モロネ科に分類される魚。別名ストライパーまたは、シマスズキ(縞鱸)。河川から海岸近くに生息する大型の肉食魚で、釣りの対象魚として人気がある。ストライプトバスとも書かれる。「バス」と付くが、ブラックバスとはが異なり、近縁種ではない。

生物的特徴[編集]

全長は最大で2m。体は紡錘形に近い。体色は背中側が暗色で、体側から腹部にかけて銀白色をしている。体側には数本の縦縞がある。の手触りがシーバスに似ているといわれる。

北米の大西洋岸に分布する。大型の個体は餌と適水温を求めて夏季にはメイン州沿岸、そして冬季にはノースカロライナ州沿岸へと比較的規則的な回遊を行うが、群れから外れた行動を取る個体も珍しくない。

肉食性で、小魚甲殻類等を捕食する。夜になると水面近くで活発にとなる小魚を捕食する姿が見られる。

産卵期は春で、大型河川下流の淡水域へ遡上し産卵を行う。仔稚魚は河口域で成育し、その後河川内淡水域から沿岸海域まで広く生息する。

淡水域への適応性は高く、人造湖に陸封された個体群もみられる。アメリカ各地では湖への放流も盛んである。 近年では北米太平洋岸にも放流され、定着している。

なお、日本では2006年2月に特定外来生物に指定されている。

ノースカロライナ州沿岸などアメリカ南部ではメスのホワイトバスMorone chrysops)の卵にオスのストライプトバス(Morone saxatilis)の精子をかけた交雑種ハイブリッドストライプトバスHybrid striped bassM. chrysops x M. saxatilis)の養殖が行われている。ハイブリッドストライプトバスは、サンシャインバス(Sunshine bass)とも呼ばれる。