ジョアンナ・メアリー・ボイス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
ジョアンナ・メアリー・ボイス
Joanna Mary Boyce
「画家の家族」と題されたT.W.ウェルズの作品を撮影した写真
誕生日 1831年12月7日
出生地 Maida Hill (Londres)
死没年 1861年7月15日
死没地 ロンドン
テンプレートを表示

ジョアンナ・メアリー・ボイス、結婚後はジョアンナ・メアリー・ウェルズ（Joanna Mary Boyce、結婚してJoanna Mary Wells、1831年12月7日 – 1861年7月15日）はイギリスの画家である。ラファエル前派の芸術家たちの中で活動した。

略歴[編集]

ロンドンのMaida Hillで生まれた。 父親はワイン商人から金融業に移り、成功した人物である。兄に風景画家になったジョージ・プライス・ボイス(1826–1897)がいる[1]。

18歳になる、1850年ころまで独学で絵を学び、その後ロンドンの私立美術学校で学んだ[2]。その頃、兄のジョージ・プライス・ボイスはラファエル前派のメンバーの画家と付き合いを始めていて、ジョアンナと後に結婚することになるヘンリー・タンワース・ウェルズ(Henry Tanworth Wells RA: 1828-1903)ともこの頃に出会っている。1852年に父親とパリを訪れた。1955年にロイヤル・アカデミー・オブ・アーツの展覧会に人物画を出展し、その才能はラファエル前派の理論家のジョン・ラスキンに賞賛された[3][4]。同じ年に再び、パリに渡り、歴史画家、トマ・クチュールの女性向けの絵画教室で学んだ[5]。1857年から1858年はローマに滞在した。1855年にヘンリー・タンワース・ウェルズから結婚のプロポーズを受けていたが、結婚したのは1857年のローマ滞在中である。

結婚後も作品を描き続けたが、1861年に3人目の子供の出産後に29歳で亡くなった。

作品[編集]

  • 「エルギヴァ（10世紀イングランド王エドウィの王妃）」、 (1855)、個人蔵
    「エルギヴァ（10世紀イングランド王エドウィの王妃）」、 (1855)、個人蔵
  • "Head of a Mulatto Woman (Mrs. Eaton)"-モデルはファニー・イートンとされる。
    "Head of a Mulatto Woman (Mrs. Eaton)"-モデルはファニー・イートンとされる。
  • 「旅立ち（13世紀の少年十字軍）」
    「旅立ち（13世紀の少年十字軍）」
  • "Bird of God" (1861)
    "Bird of God" (1861)

参考文献[編集]

  1. ^ Christopher Newall et Judy Egerton, George Price Boyce. Exhibition Catalogue, Londres, The Tate Gallery, 1987. (ISBN 978-0-946590-77-3). (anglès) Pàgina 4
  2. ^ Dictionary of Women Artists: Artists, J-Z. Boyce, Joanna (Mary) Delia Gaze (Editora) Routledge (July 1, 1997) (anglès) 1600 pàgines. ISBN 978-1884964213 [1] Pàgines 304-306. Consulta 21 de febrer de 2017
  3. ^ Paintings by Joanna Mary Boyce. Tate Galery Consulta 20 de febrer de 2017
  4. ^ Joanna Boyce Biografías Consulta 20 de febrer de 2017
  5. ^ Joanna Boyce (1831-1861) Pintores famosos Consulta 21 de febrer de 2017
「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=ジョアンナ・メアリー・ボイス&oldid=92298031」から取得