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カテコールオキシダーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カテコールオキシダーゼ
識別子
EC番号 1.10.3.1
CAS登録番号 9002-10-2
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / QuickGO
検索
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カテコールオキシダーゼ (catechol oxidase; EC 1.10.3.1) とは、酵素の一種で、チロシナーゼジフェノールオキシダーゼカテゴラーゼo-ジフェノラーゼフェノラーゼ等の別名を持つ。カテコールオキシダーゼは以下の反応を触媒する。

2 カテコール + O2 2 1,2-benzoquinone + 2 H2O

また、チロシナーゼのようなを含むカテコールオキシダーゼは、EC 1.14.18.1に分類されるモノフェノールモノオキシゲナーゼとしての活性も持っている。その反応のようすを以下に示す。

L-チロシン + L-ドーパ + O2 L-ドーパ + ドーパキノン + H2O

なお、動物由来のものはチロシンドーパに対する活性が高いといわれている。

参考文献

[編集]
  • Solomon, E.I.; Chen, P.; Metz, M.; Lee, S.-K.; Palmer, A.E. (2001). “Oxygen Binding, Activation, and Reduction to Water by Copper Proteins”. Angew. Chem. Int. Ed. 40: 4570–4590. doi:10.1002/1521-3773(20011217)40:24<4570::AID-ANIE4570>3.0.CO;2-4. PMID 12404359.