シルヴィア・ロビンソン

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シルヴィア・ロビンソン(Sylvia Robinson、1936年3月6日 - 2011年9月29日)は、アメリカ合衆国のソウル歌手、ソング・ライター、プロデューサー、レコード・レーベル経営者。

来歴[編集]

1950年代にリトル・シルヴィアとしてデビュー。50年代にミッキー&シルヴィアとして、「ラブ・イズ・ストレンジ」をヒットさせた。67年に夫のジョー・ロビンソンとともに、オール・プラチナム・レーベルを創設。70年にはモーメンツの「ラブ・オン・ア・トゥー・ウェイ・ストリート」をヒットさせる。73年にはシルヴィア名義で「ピロー・トーク」をリリースし、ビルボードのポップ・チャートで3位まで上昇する大ヒットとなった[1]。同曲は日本でも小ヒットした。「ピロー・トーク」は後にファーン・キニーらがカバーしている。80年代にはシュガーヒル・レコードを運営。ラップの草分けとなるシュガーヒル・ギャングや、グランドマスター・フラッシュらの作品を発表した。

ディスコグラフィ[編集]

Little Sylvia[編集]

  • 1952: "Drive Daddy Drive/I Found Somebody To Love" (Jubilee 5093)
  • 1952: "A Million Tears/Don't Blame My Heart" (Jubilee 5100)
  • 1953: "Blue Heaven/The Ring" (Jubilee 5113)

Mickey & Sylvia[編集]

  • 1957: Mickey & Sylvia
  • 1957: New Sounds
  • 1957: Love is Strange
  • 1973: Do It Again

Sylvia Robbins[編集]

  • 1960: "Come Home/Frankie & Johnny" (Jubilee 5386)

Sylvia[編集]

  • 1973: "Pillow Talk"・ピロー・トーク

関連項目[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]