サニーランド蛇の島

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サニーランド蛇の島(サニーランドじゃのしま)は、かつて岩手県盛岡市上堂にあった遊園地である。

北上川に架かる北大橋の上流にある中州「蛇ノ島」に、1967年昭和42年)に開園した。オープン当初は賑わいを見せたが、わずか3年で閉園した。現在は私有地で、立ち入ることは出来ない。

歴史[編集]

開設当初、十和振興株式会社(代表取締社長 村井佑吉)が関わり、のち㈱蛇の島スポーツセンター(取締役社長 藤原哲夫)という会社組織が運営していた。

建物[編集]

現在も残されている洋館は、1911年明治44年)、盛岡市内丸に「日本赤十字社岩手県支部」として建てられたものを、後に移築したものである。サニーランド蛇の島のシンボルマークである「太陽」を象った紋章が遺されている。

その他、遊園地当時の残骸が今なお多く遺されている。

立地[編集]

「蛇ノ島(じゃのしま)」は、盛岡市環境保護地区である。 名称はその名の通り、昭和時代まで多くの(へび)が棲んでいたことに由来する。 北上川の巨大な中洲で、草木の根につながれ、大きな河の氾濫があっても決して沈まない浮島である、という言い伝えがある。 旧下厨川村側(北西部)の川岸は絶壁となっており、川の流れが緩やかで、上堂地内から木橋によって結ばれている。 厨川柵嫗戸柵擬定地の上流にあり、対岸には手掛けの松など旧跡が点在している。平安時代、当地で起きた前九年の役において、安倍貞任の軍船の隠し場所だったという言い伝えがある。

蛇ノ島弁天[編集]

この地に伝わる昔話に、蛇にまつわる「蛇ノ島弁天」がある。