コシジロインコ

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コシジロインコ
Dusky lory (Pseudeos fuscata), Gembira Loka Zoo, Yogyakarta, 2015-03-15 03.jpg
コシジロインコ
(インドネシア、ゲンビラ・ロカ動物園)
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
: 鳥綱 Aves
: オウム目 Psittaciformes
: インコ科 Psittacidae
亜科 : ヒインコ亜科 Loriinae
: コシジロインコ属 Pseudeos
: コシジロインコ P. fuscata
学名
Pseudeos fuscata
Blyth, 1858
和名
腰白鸚哥
英名
Dusky lory

コシジロインコ (腰白鸚哥、英語: Dusky lory、学名: Pseudeos fuscata) はオウム目ヒインコ科コシジロインコ属の鳥[2]。英名には他に white-rumped lory または dusky-orange lory がある[3]ニューギニア島やその沖合にあるバタンタ島サラワティ島ヤーペン島に分布する。banded Lories あるいは duskies と呼ばれることもある。和名は腰部の羽が白いことにちなむが、この白い羽は普段は翼で隠れていて見えにくい。

特徴[編集]

体長約25センチで尾羽は短い。体色は茶色が主体だが、黄色系と橙色系の2相あり、それぞれ首回りの帯や腹部が黄色または橙色となる。は濃い橙色で、下顎の付け根に露出する皮膚も橙色である。虹彩の色は赤で、脚は灰色である。雌雄とも同じ羽色なので、外見からは性別が分からない。幼鳥では背から腰にかけての羽は黄色みを帯び、虹彩は黄色がかった灰色である。また、嘴の付け根は黄色で、先端に向かって上嘴は黒、下嘴は茶色となる[4]

ヒインコ科に共通するが、人によく馴れ遊び好きな個体が多い。このためコンパニオンバードとして飼われることも多いが、鳴き声は高く鋭いうえに大きく、よく響くので集合住宅では注意が必要である。また、食性が果実食なので、餌はペレットやネクターなど、より身近なセキセイインコなどとは大きく異なったものになる。餌に含まれる水分が多いため糞は水のような軟便で、しかもそれをさながら水鉄砲のような勢いで放つので、ケージの外まで糞で汚されることがある。

分布および生息地[編集]

原産地はニューギニア島とその周辺のサラワティ島ヤーペン島などの島嶼[3]であり、標高2500メートル以下に棲む。ニューギニア島では島全体に分布している。

生息地は主に亜熱帯-熱帯性の湿潤林で、低地林からマングローブ林、山地林まで広く分布する。

ギャラリー[編集]

出典[編集]

  1. ^ BirdLife International (2012年). “Pseudeos fuscata”. 2013年11月26日閲覧。
  2. ^ Zoological Nomenclature Resource: Psittaciformes (Version 9.022)”. www.zoonomen.net (2009年3月28日). 2009年5月5日閲覧。
  3. ^ a b Forshaw (2006). page 28.
  4. ^ Forshaw (2006). plate 8.

参考文献[編集]

  • Forshaw, Joseph M. (2006). Parrots of the World; an Identification Guide. Illustrated by Frank Knight. Princeton University Press. ISBN 0-691-09251-6. https://archive.org/details/parrotsofworldid0000fors 

外部リンク[編集]

  • ウィキメディア・コモンズには、Pseudeos fuscataに関するメディアがあります。
  • ウィキスピーシーズには、Pseudeos fuscataに関する情報があります。