クロストリジウム目
クロストリジウム目(Clostridiales)とは、クロストリジウム綱に属する偏性嫌気性のグラム陽性菌の目である。クロストリジウム目細菌群は、主要な腸内細菌群の一種となっている。クロストリジウム目細菌群が腸管内で産生する酪酸が、制御性T細胞の分化誘導を担う免疫修飾因子となっている[1][2]。
出典[編集]
- ^ 福田 真嗣、「もう一つの臓器—腸内細菌叢の機能に迫る」、『化学と生物』2014年 52 巻 9 号 565-567 DOI https://doi.org/10.1271/kagakutoseibutsu.52.565
- ^ 早川 盛禎、「制御性T細胞の発生を制御する腸内細菌代謝産物」、『ファルマシア』2014年 50 巻 8 号 815 DOI https://doi.org/10.14894/faruawpsj.50.8_815