カールサー

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カールサーの兵士

カールサーパンジャービー語:ਖ਼ਾਲਸਾ、英語:Khalsa)は、シク教の軍事組織。シク王国の軍隊でもある。

歴史[編集]

ターパー・シング。初期のカールサー兵士

1699年3月3日シク教グル・ゴーヴィンド・シングのよって、シク教の軍事組織として結成された。

その後、1708年にゴーヴィンド・シングが暗殺され、グルが途絶えたことで、カールサーも消滅した。

だが、1801年ランジート・シングシク王国を樹立すると、カールサーはシク王国の軍隊の一つとなった。

1839年にランジート・シングが死ぬと、王国で内乱が生じ、最終的にドゥリープ・シングが王位を継承した。だが、一連の内乱でカールサーが台頭し、王国の実権を握った[1]

カールサーは愛国的で勇敢であったが、全く統制のとれていない軍隊であった[2]。そのため、彼らはイギリスの挑発に乗り、シク戦争を招いてしまった。

脚注[編集]

  1. ^ チョプラ『インド史』、p.171
  2. ^ チョプラ『インド史』、p.171

参考文献[編集]

  • P・N・チョプラ; 三浦愛明訳 『インド史』 法蔵館、1994年 

関連項目[編集]