カント通り

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カント通り
Kantstraße
カント通りにある西部の劇場
全長2.63 km (1.63 mi)
所在地Charlottenburg, Berlin, Germany
座標北緯52度30分23秒 東経13度18分47秒 / 北緯52.506283度 東経13.313056度 / 52.506283; 13.313056座標: 北緯52度30分23秒 東経13度18分47秒 / 北緯52.506283度 東経13.313056度 / 52.506283; 13.313056
起点ブダペスト通り (東部)
終点新カント通り (西部)

カント通り(Kantstraße)は、ベルリンシャルロッテんブルク地区に実在する東西方向の通りである。ドイツ語ではカントシュトラーセと言う。カント通りにはアジアからのレストランが多く、ドイツ唯一のアジアタウンがある。[1]

概要[編集]

街路の名は、18世紀に生きていたドイツの哲学者イマヌエル・カントにちなむ。カント通りは1887年に名付けられた。

アジアタウン[編集]

カント通りにはたくさんのアジア出身からのレストラン・カフェが多く、デュッセルドルフの日本人街インマーマン通りと比べ、ドイツ唯一のアジアタウンである。20世紀の初めから最初の中国大学生がベルリンに定住し、大学生はそこで中国人の協会を設立した。1923年に最初の中華レストランが開店した。街路は広東通りとも呼ばれる。その後中華レストランの他にも日本韓国台湾ベトナムタイからのレストランがここに開店した。

脚注[編集]

  1. ^ アジアの料理店が集まる ベルリン カント通り”. child-s.com (2023年8月9日). 2017年1月28日閲覧。