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カルトナージュ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カルトナージュ
20世紀初頭、自宅でカルトナージュをする女性。ヴァルレアス

カルトナージュ: Cartonnage)は、フランス伝統の厚紙工芸である[1]。厚紙で組み立てた箱などに紙や布を貼り付けて仕上げる[2]

概要

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カルトナージュは厚紙を意味するカルトン(Carton)に由来し、表面や内側に柄紙やマーブル紙などの洋紙等を貼って装飾を施す[3]。18世紀頃、南仏で蚕を入れる紙箱に装飾を施した物が発祥と言われている。

布を用いることもあり「布箱」とも称される。

フォトフレームやファイルなどの平面作品のほか、フランスの熟練職人は家具に至るまでカルトナージュで制作している者もいる。

材料

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厚紙(カルトン)

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厚紙としてグレー台紙を使用し、1ミリメートル(mm)、2mm、3mmなど作品の大きさや用途によって様々な厚みを使い分ける[3]。箱に窓を付けたい場合には塩化ビニル板も用いられる[3]

ケント紙

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側面や底面の裏打ちに使用される[3]

ボンド

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専門的には額装用品店の中性ボンドが多く利用されている。

一般には柄紙の貼り付けには木工用ボンドでんぷん糊を合わせた「合わせ糊」が用いられる[4]

クラフトテープ(水張りテープ)

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片面に乾燥した接着材を塗布されている紙テープで、切手のように糊面に水分を適量含ませると接着できる。水彩画の水張りなどに利用されている。組み立てたカルトンの接着面の補強や、金具やタッセルなど装飾品の接着部の補強に多用する。

用具

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ヘラ

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額装用の先端に向かって細くなっているヘラが主に用いられる。材質はプラスチック、テフロン、ボーンなど様々。

カッターナイフ

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カルトンやケント紙などの切削に使用する。ロータリーカッター、円切りカッター、ペーパートリマーなども使用目的により使い分ける。

脚注

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出典

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  1. ^ 北野 2004, p. 2.
  2. ^ カルトナージュ」『デジタル大辞泉』https://kotobank.jp/word/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5コトバンクより2025年1月24日閲覧 
  3. ^ a b c d 北野 2004, p. 4.
  4. ^ 北野 2004, p. 6.

参考文献

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  • 北野三希代『はじめてのカルトナージュ』日本ヴォーグ社、20024-10-28 エラー: 日付が正しく記入されていません。(説明ISBN 978-4-5290-4064-8 

関連項目

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