オーロラ・ハスキー
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オーロラ・ハスキー(英: Aurora Husky)は、アメリカ合衆国アラスカ州で20世紀半ばに作出されたアラスカン・ハスキーの1系統である[1]。
アラスカで盛んに行われていた犬ぞりレースのためにギャレス・ライト(Gareth Wright)という犬ぞりレーサーが作出したものである。1940年代の末頃に、ジョニー・アレンという有名レーサーから譲り受けた「ユーコン・タナナ・リバー・ドッグ」(Yukon-Tanana Riber Dog)に、アイリッシュ・セッターや、シベリアン・ハスキー、ターギー・ハウンド、オオカミなどを掛け合わせて作られたという[1]。非常に俊足で、短距離レースで幾度も勝利を収めた[1]。その後もライトやその娘のロキシー・シャンペイン(Roxy Wright-Champaine)の犬舎で純血繁殖が続けられ、40年以上に渡り、レースで勝ち続けた[1]。
オーロラ・ハスキーの特徴はレッドの被毛で、瞳は青く、耳は垂れる[1]。足が早く、容易に時速約30kmで走ることができるという[1]。登場した時には「顔こそ間抜けに見えるが、走りには一切間の抜けた点がないと評された[1]。