オープンアクセスウィーク

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ケープタウン大学によるオープンアクセスウィークにおける活動の概要(2011年)

オープンアクセスウィーク英語: Open Access Week)とはオープンアクセスや関連する話題を扱った年1回開催の学術情報流通英語版イベントで10月最後の完全な週に世界中の多数の場所でオンライン・オフラインの両方で開催されている。主な活動にトークショー、セミナー、シンポジウム、オープンアクセス義務英語版や他のオープンアクセスに関するマイルストーンの発表がある。例として王立協会はオープンアクセスウィーク2011にて1665年から1941年までの自身のアーカイブでのデジタル化バックファイルのリリースを発表した[1]

オープンアクセスウィークのウェブバナー
リンカーン大学英語版がオープンアクセスウィーク2010を祝して作ったオープンアクセスのロゴをあしらったケーキ

歴史[編集]

アリゾナ大学で2011年10月25日に開催されたイベントの一例[2]

オープンアクセスウィークのルーツは2007年2月15日にアメリカ合衆国で開催されたStudents for Free Cultureタックスペイヤーズアライアンス英語版主催による「National Day of Action for Open Access」である[3]

2008年10月14日に世界規模のイベントとしてオープンアクセスデーに移行した[4]。2009年よりイベントの期間が一週間に延長され10月19日から23日まで開催された[5]。2010年は同月18日から24日まで開催[6]。2011年から同月最終の完全な週に設定された[7]。2012年は研究図書館協会(ARL)のSPARC (The Scholarly Publishing & Academic Resources Coalition)と他の科学協会による主催で10月22日から28日まで世界中で行われた[8]

イベント[編集]

オープンアクセスウィークで行われるイベントは国や大陸別のオープンアクセスディレクトリのオープンアクセス節で記録される[9]

関連項目[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]